大阪高の147キロ右腕・長友一夢投手にこれまで11球団が視察を済ませていることがわかった。この日も9回2失点で完投勝利を挙げ、3球団のスカウトが視察をしている。
戸郷タイプ
長友一夢投手は179cm68kgで、やや線の細い右のスリークォーターから最速147キロの速球を投げる。そのフォームや球威から、「戸郷二世」と注目されている。
その長友投手にはこれまで11球団のスカウトが視察を済ませているという。この日は強豪・山田高との対戦だったが、6回にエラーと自らのフィルダースチョイスでノーアウト満塁となり、押し出しの四球などで2-2の同点に追いつかれた。
それでも8回には1アウト1,3塁の場面で、カットボール・スライダーで追い込み、最後は空振りを奪ってピンチを脱した。「最初は緊張して力んでしまいましたが、修正できた。押し出しは反省です」と話した。
この日も3球団のスカウトが視察し、北海道日本ハムのスカウトの計測で143キロを記録した。勝利後のインタビューだったが、進路について、「できたらプロに行きたいです」とプロ志望届けを提出することを検討していると話した。

7月上旬の練習試合で自己最速の147キロを計測。長友は「(巨人)戸郷さんに似ていると言われます」と明かす。今季、巨人で8勝を挙げた戸郷翔征投手(21)をほうふつさせる投球フォームで勝負する。これまでプロ11球団が視察し、この日も3球団のスカウトが熱視線を寄せた。
特にチェンジアップは左打者にはシンカー気味に沈み、右打者には縦に落ちる2種類を使い分けるなど有効だった。「できたらプロに行きたいです」。チームを進撃させ、アピールする戦いは続く。
初戦突破に導いたプロ注目右腕は「最初は緊張したけど、途中からいつも通り投げられた」と、スリークオーターとサイドの中間から、この日はMAX143キロを計測した。この日は3球団が視察。プロ志望届を提出することも検討しているという。
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