プロ志望届を提出している大阪商業大の福元悠真選手が、リーグ戦でホームランを放った。中日のスカウトが評価をしている。
リーグ戦2本目
福元悠真選手はこの日の関西六大学リーグの、神戸学院大2回戦で3番DHで出場すると、初回に先制のソロホームランを放った。
初球のストレートを思い切りよく振り抜き、打球はレフト後方の防球ネットに突き刺さった。「少し詰まったが、良い角度で上がってくれた」と話した。視察した中日の中田スカウトアドバイザーは「遠くに飛ばすパワー、技術は、すでに持っている」と評価した。
福元選手は智弁学園時代に高校通算48本塁打を放っていたが、大学のリーグ戦ではこれまで、昨年秋に放った1本塁打だけだった。それでも4番として痛烈な打球を打っており、昨秋は打率も挙げて打点王に輝いた。
既にプロ志望届を提出し、「自分の持ち味は長打力。必要とされるような選手になりたい」と長打力をアピールする。強いスイングを見せており、あとはホームランが出るかという所が注目されていたが、まず第1節でリーグ通算2本目のホームランを放った。きっかけを掴めばホームランを量産する力があると思う。今季は5本を打って欲しい。
DHで出場をしているものの、肩や足がないわけではない。結果が伴わないことで評価が上がっていないが、それが狙い目として中日や広島など長距離打者を探す球団が、指名を狙ってくるかもしれない。

一回、プロ野球のスカウト陣が見つめる前で、初球の内角直球をとらえた。打球は左翼後方の防球ネットを直撃。中日・中田宗男アマチュアスカウトアドバイザーは「遠くに飛ばすパワー、技術は、すでに持っている」と高く評価した。
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