156キロ右腕の日本通運・柴田大地投手に4球団6人スカウト視察、DeNA「直球で空振り奪える」

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8月に最速156キロを記録した日本通運の柴田大地投手が、都市対抗野球埼玉代表第1代表決定戦で登板し、1イニングを無失点に抑えた。この試合には4球団6人のスカウトが視察をしている。

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最速149キロ

テイ・エステックとの試合では4−2で迎えた9回に3番手として登板した柴田大地投手、雨でぬかるんでいたマウンドだったが、最速は149キロを記録すると、スプリットなどで2つの三振を奪い、1回を無失点に抑えた。

柴田投手は日体大時代からブルペンで注目されていたが、4年時にトミー・ジョン手術を受け、プロ志望届を提出せず日本通運へ進んだ。昨年1年間はリハビリを行い、その間に体作りを進めた。

昨年11月に投球を開始すると、オープン戦などで150キロの球を披露し、8月下旬のオープン戦では最速156キロを記録した。この日は4球団6人のスカウトが視察をしたが、横浜DeNAの武居スカウトは「直球で空振りが奪える選手」と評価した。

柴田投手はストレートは社会人でも屈指の速さだと思うが、制球が課題とされていた。まずこの試合では2点差の状況で9回に登板したことで、課題も克服されたとチームからも評価されているのではないかと思う。

「チームに貢献して勝ちながら、自分もアピールしていきたい」と話す柴田投手、このまま都市対抗予選でリリーフで制球の課題がなく登板できれば、ドラフト会議の有力な指名候補になる可能性もある。ただし、都市対抗の結果次第では、1年間リハビリをしていたこともあり、チームへの貢献ということで、残留という可能性も出てくるかもしれない。

チームを都市対抗本線に導く投球を、自分のためにもチームのためにも見せてほしい。

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4-2で迎えた9回に3番手で登板。NPB4球団6人のスカウトの前で、この日最速の149キロの直球やスプリットなどで2三振を奪った。雨でマウンドがぬかるんでいたが「その中でも、制球を意識していた。球は走っていなかったけど修正できたのでよかった」。DeNA武居スカウトは「直球で空振りを奪える選手」と評価した。

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