高校1年で通算47本塁打の花巻東・佐々木麟太郎選手と、九州国際大付・佐倉侠史朗のアーチ合戦なるか

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明治神宮大会では、高校1年生ですでに通算47本塁打を記録し、清宮幸太郎選手の高校通算111本塁打も視野に入る花巻東の1年生・佐々木麟太郎選手と、九州国際大付の大型1年生・佐倉侠史朗選手のアーチ合戦が期待される。

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明治神宮大会でアーチ

明治神宮大会の名勝負の一つに、2016年高校の部決勝がある。早稲田実vs履正社の試合は、早実・清宮幸太郎選手と履正社・安田尚憲選手の世代を代表するスラッガーが激突した。

この試合は初回、清宮がライナーでライトスタンドに飛び込む強烈なホームランで先制すると、2回に同点に追いついた履正社は、3回に安田が逆転の3ランホームランを放つ。同じようにライトスタンド中段に飛び込む強烈な一打だった。

早実はその後、野村大樹選手の2点タイムリーなどで6−4と試合をひっくり返したが、履正社も安田の犠飛と若林将平選手のタイムリーで再逆転し、一気に試合を決めた。西の安田、東の清宮と注目された二人、そのとおりのアーチを描いた。翌年春にはセンバツで履正社が優勝し、清宮選手、安田選手ともにドラフト1位でプロ野球選手になった。

そして今年、同じように注目される2人のスラッガーがいる。花巻東の佐々木麟太郎選手は1年生ながらすでに通算47本塁打を記録し、清宮選手の1年時のホームラン22本の2倍のペースで打っている。「現時点で47本というのは自分の予想以上ではありますが、自分がすべきことはチームのために尽くすこと。清宮選手はすごいバッターですし、少しでも近づきたいという思いはありますけど、清宮選手の記録や自分のホームランの数はまったく意識してないです。ただ、ホームランを打つことにはこだわり続けていきたいと思ってます」と話す。184cm113kgという規格外の体格があり、2023年のドラフトの目玉と注目される。

そして、その佐々木投手と比較されるスラッガーがもう一人いる。183cm106kgの1年生、九州国際大付・佐倉侠史朗選手は、通算本塁打こそ6本だが、秋季福岡大会と九州大会で3本のアーチを描き、西の佐倉、東の佐々木と注目される。

両チームが対戦するのは決勝ということになる。大阪桐蔭や広陵など強豪がひしめく中で、勝ち上がり、2016年のような注目スラッガー対決となるかが注目される。

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「現時点で47本というのは自分の予想以上ではありますが、自分がすべきことはチームのために尽くすこと。清宮選手はすごいバッターですし、少しでも近づきたいという思いはありますけど、清宮選手の記録や自分のホームランの数はまったく意識してないです。ただ、ホームランを打つことにはこだわり続けていきたいと思ってます」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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