1年生ながらすでに高校通算50本塁打を放ち、早くも2023年のドラフトに向けてプロ球団がマークをしている花巻東の佐々木麟太郎選手が、昨年12月に両肩を手術していたことがわかった。
胸郭出口症候群
佐々木麟太郎選手は、中学2年頃から両手がしびれるなどの症状があり、高校に入ってからは痛み止めの注射を打って出場をしていたという。血管が圧迫されてしびれなどの症状が出る胸郭出口症候群のためで、その手術を昨年の12月に行った。
佐々木選手は、「この先長い目で見たらこの時期がベストだった。早期復帰を目指してやっている」と話し、1年生の冬のタイミングで、将来の不安を解消するために手術をした。12月6日から21日まで入院をしていたが、現在はフルスイングやキャッチボールなどは制限されており、父の佐々木監督も「腕が上がるようになったくらい」と話す。
それでも、佐々木選手は「離れるのは怖かったけど、先を見ればやって良かった。大会に向けて治していくだけ」と話し、3月に向けてリハビリを行っていく。その間に試合での自分の動画をチェックし、「まだ足りないことが多い。それに気づけたので、これから成長できると思う」と話す。
センバツでは特に注目される選手の一人となる。順調な回復を祈りたい。


リハビリ期間中は、昨年中の試合の動画を細かくチェック。「まだ足りないことが多い。それに気づけたので、これから成長できると思う」と自信を見せた。1カ月も大好きな野球から離れたのは人生初めて。

現在はフルスイング、キャッチボールなど練習メニューは制限されており、佐々木監督は「腕が上がるようになったくらい」と説明。この日はバットを握る姿があった程度だ。それでも「(野球から)離れるのは怖かったけど、先を見ればやって良かった。大会に向けて治していくだけ」と、3月の聖地に照準を合わせている。
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