常葉大菊川の148キロ右腕・安西叶翔投手が登板し、市立沼津を相手に8回5安打8奪三振無失点と好投、11球団のスカウトが視察する中でその力を見せた。
146キロ
安西叶翔投手はこの夏の初登板となったこの日の市立沼津戦で、初回に146キロを記録すると3人で抑え、その後6回までは内野安打1本に抑える完ぺきな内容を見せた。
7回、8回にそれぞれ連打を浴びて1,2塁のピンチとなったが、いずれも狙い通り内野ゴロを打たせて無失点、結局、8回を投げて5安打8奪三振、無四球で無失点の好投だった。
この日は11球団のスカウトが視察し、
北海道日本ハム・大渕GM補佐兼スカウト部長:「まず体が素晴らしいし、プロらしい手足の長さ。思った通りに投げられるコントロールも良い。甲子園に出たら目立つな。評価が高くなる」
巨人・榑松スカウト部次長:「パワーと柔軟性を兼ね備える。素晴らしい。力を入れたらすぐ145キロは出るし」
千葉ロッテ・小林スカウト:「力を抜いてまとめられる。マウンド上で余裕があるし、春から成長している」
と評価した。
先月26日に行われた慶応との練習試合で4回10安打8失点を喫していたが、「まだまだ力が足りないということ。あのまま打たれないで行ったら、自分の立ち位置がわからなかったと思います」と話し、そこから修正して状態を上げてきた。
この夏、甲子園で安西投手の投球が見られれば、ドラフト上位候補に躍り出る事になりそうだ。


ネット裏に陣取った11球団のスカウト株も暑さ同様、上昇した。日本ハムの大渕隆GM補佐兼スカウト部長は「まず体が素晴らしいし、プロらしい手足の長さ。思った通りに投げられるコントロールも良い。甲子園に出たら目立つな。評価が高くなる」と大絶賛。巨人の榑松伸介スカウト部次長も「パワーと柔軟性を兼ね備える。素晴らしい。力を入れたらすぐ145キロは出るし」と評価し、ロッテの小林敦スカウトも「力を抜いてまとめられる。マウンド上で余裕があるし、春から成長している」と表情が緩んだ。
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