常葉大菊川で、ややサイドスローに近い腕の位置から最速150キロの速球を投げる安西叶翔投手が、プロ志望届を提出した。
中日が練習を視察
安西叶翔投手は、「サイドでもスリークォーターでもない。プロでも似たような投手がいないことが武器です」と話し、独特の腕の位置から投げるストレートに魅力がある。
先日は中日のスカウトが練習を視察し、スピードガンで球速を計測すると、自己最速を更新する150キロを記録した。また練習中のツーシームも「145、6キロは出てます」と話す。
夏も非常に注目され、1回戦、2回戦で快投を見せたが、3回戦に新型コロナによりベンチから外れ、チームは4回戦で敗退した。不完全燃焼で「悔しい」と話すが、もう終わったこと。いつまでもクヨクヨしているようじゃプロで通用しません」と話す。
プロ志望の意思を示しており、9月5日に志望届を提出した。「やっとスタートラインに立ちました。名前を書いた時は緊張しました」と届けを出した感想を話した。「他の投手と自分を比較してどこが秀でて、逆に劣っているのか。どう評価してもらっているのか気になります」と評価も気になるが、「僕に未来はあります。ドラフトが楽しみです」とドラフト会議に対する気持ちを話した。
150キロ右腕は最後の夏の評価が聞かれず予想するのは難しいが、その持っている能力を見ると、ドラフト3位前後で指名されてもおかしくないと思う。巨人の戸郷投手のようにドラフト6位から高卒1年目で1軍で登板するような軌跡を描く可能性もある。

先月の練習中、足を運んだ中日スカウトのスピードガンで自己最速を2キロ更新する150キロを計測した。さらに右打者の内角をえぐる習得中のツーシームも「145、6キロは出てます」と手応えも出てきた。腕の出どころが「サイドでもスリークォーターでもない。プロでも似たような投手がいないことが武器です」とアピール。
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