9月5日から沖縄で開催される、第32回WBSC U-18野球ワールドカップに出場する、侍ジャパンU18代表選手の予想をします。
侍ジャパンU18代表予想選手(20名)
守備 | 選手名 | 高校 | 学年 | 身長 | 体重 | 投打 | 夏 甲 子 園 |
投手 | 末吉良丞 | 沖縄尚学 | 2年 | 175 | 92 | 左投左打 | ○ |
吉川陽大 | 仙台育英 | 3年 | 175 | 71 | 左投左打 | ○ | |
奥村頼人 | 横浜 | 3年 | 178 | 82 | 左投左打 | ○ | |
西村一毅 | 京都国際 | 3年 | 177 | 70 | 左投左打 | ○ | |
石垣元気 | 健大高崎 | 3年 | 180 | 80 | 右投両打 | ○ | |
森陽樹 | 大阪桐蔭 | 3年 | 190 | 90 | 右投左打 | ||
中野大虎 | 大阪桐蔭 | 3年 | 180 | 80 | 右投右打 | ||
木下鷹大 | 東洋大姫路 | 3年 | 172 | 78 | 右投左打 | ○ | |
池崎安侍朗 | 明徳義塾 | 3年 | 170 | 62 | 左投左打 | ||
捕手 | 小堀弘晴 | 健大高崎 | 3年 | 179 | 86 | 右投右打 | ○ |
横山悠 | 山梨学院 | 3年 | 178 | 73 | 右投右打 | ○ | |
宜野座恵夢 | 沖縄尚学 | 3年 | 175 | 73 | 右投右打 | ◯ | |
内野手 | 為永皓三 | 横浜 | 3年 | 172 | 84 | 右投左打 | ○ |
田西称一 | 小松大谷 | 3年 | 180 | 94 | 右投左打 | ○ | |
岡部飛雄馬遊 | 敦賀気比 | 3年 | 165 | 66 | 右投左打 | ○ | |
高畑知季遊 | 東洋大姫路 | 3年 | 167 | 67 | 右投右打 | ○ | |
比嘉大登二 | 沖縄尚学 | 3年 | 176 | 67 | 右投右打 | ○ | |
眞喜志拓斗遊 | 沖縄尚学 | 3年 | 163 | 64 | 右投右打 | ○ | |
イーマン琉海二 | エナジックスポーツ | 3年 | 164 | 65 | 右投左打 | ○ | |
外野手 | 阿部葉太 | 横浜 | 3年 | 179 | 85 | 右投左打 | ○ |
藤田一波 | 智辯和歌山 | 3年 | 176 | 77 | 右投左打 | ○ | |
藤森海斗 | 明徳義塾 | 3年 | 180 | 66 | 右投左打 | ○ |
予想の説明
◯投手
石垣投手はこの夏の投球数は少なかったものの問題なく選出、左腕では京都国際の西村投手のスライダーを評価した。ただし、この夏の最も良い投手は沖縄尚学の末吉投手で、2年生ではあるが地元沖縄で開催される大会のエースとして期待したい。
奥村選手は外野手との二刀流で打撃でも期待。他に左では関東第一の坂本慎太郎選手にも二刀流として期待していたが、左腕投手として実力の高い吉川陽大投手を選んだ。池崎安侍朗投手は制球力に不安もなく、落ちるボールを使える投手で有効と考え、疲労も少なそうということで加えた。
右は速球派として大阪桐蔭の森投手、甲子園で活躍した創成館の森下翔太投手、神村学園の早瀬朔投手で迷ったが、合宿に参加し、大阪大会でも好投を見せた森投手を選出した。また、中野投手は大阪桐蔭の主将を務めた選手で投手陣のまとめ役として、また、落ちるボールを持っている選手。そして、色々な場面で登板し、安定した投球のできる東洋大姫路の木下鷹大投手は中継ぎなどでフル回転しそうだ。
◯捕手
まず、石垣投手の155キロを捕っている小堀弘晴選手をいれるのは必須と考えた。甲子園で4番を打ち、菰田投手などをリードした横山悠選手は、チャンスにも強い主軸候補。3人目は好守の駒橋優樹選手(横浜)、甲子園でホームランを放った遠矢文太選手(高川学園)や山下航輝選手(西日本短大付)、強肩で打撃も良いプロ注目の松井蓮太朗選手(豊橋中央)も候補だったが、打撃枠は横山選手に任せ、地元沖縄で末吉投手をリードする宜野座恵夢選手を選出、春は外野手でも出場しておりマルチポジションの選手。ヒットも打てて打点を挙げられる。
◯内野手
サードの為永皓選手は打撃もよくサードの守備は抜群で真っ先に選出。大切な遊撃手は、一次候補で打撃も良い高畑知季選手(東洋大姫路)、同じく一次候補で春から夏は本調子ではなかったものの足の速い岡部飛雄馬選手(敦賀気比)、ショートでレベルのたか守備を見せる眞喜志拓斗選手(沖縄尚学)がおり、二塁手には、甲子園に出場できなかったものの、センバツで活躍した安打製造機・イーマン琉海選手(エナジックスポーツ)、一次候補で夏の甲子園でも活躍をしている比嘉大登選手(沖縄尚学)、奥村凌大選手(横浜)は夏の甲子園でも活躍を見せている。
それぞれハッキリした決め手はないが、外野手に右打ちがいない事から、右を優先して高畑選手、眞喜志選手、比嘉選手をを選び、イーマン選手は安打を期待して、岡部選手もスピードを期待して選出した。
ファーストについて検討する。W杯ではかつてファーストの専任の候補がおらず、不慣れな選手が守ったことで苦しんだ大会もあったため、一塁専任の選手が必要と考える。しかし今年は、甲子園で好守備を見せた小野舜友選手(横浜)は2年生で、他に守備を評価する一塁手がいない。
次に強打の選手を一塁に起用することを考えると、一次候補で合宿でも強い打撃を見せた田西称選手(小松大谷)を選出するか、または2年生だがファースト専任で、甲子園で2本塁打を放った貴重な右の大砲の田中諒選手(日大三)はを考えた。2023年のW杯では一発のある森田大翔選手を選出したが大会終盤の試合には起用されなかった事もあるが、田西選手を選出しファーストに起用する。守備に不安はあるが打撃で貢献したい。
◯外野手
阿部葉太選手(横浜)は文句なしの選出。他にも甲子園で注目された選手はいたが、一次候補の藤田一波選手(智弁和歌山)、藤森海斗選手(明徳義塾)を選出した。藤田選手は足を使え、藤森選手は夏は捕手として出場をしており、奥村選手が外野に入る時は捕手として投手陣を支える事もできる。甲子園で活躍した白鳥翔哉真選手(東洋大姫路)、小倉監督に近い本間律輝選手(日大三)も候補とした。
【参考】2023年の侍ジャパンU18代表選手(20名)
守 備 |
選手名 | 高校 | 投打 | 身長体重 | ラン ク |
投 手 |
武田陸玖(一次) | 山形中央 | 左左 | 174/77 | B |
高橋煌稀(一次) | 仙台育英 | 右右 | 183/86 | A | |
木村優人 | 霞ヶ浦 | 右左 | 185/80 | A- | |
安田虎汰郎 | 日大三 | 右右 | 176/76 | C+ | |
矢野海翔 | 大垣日大 | 左左 | 174/68 | C+ | |
中山優月 | 智弁学園 | 右左 | 176/73 | B- | |
前田悠伍(一次) | 大阪桐蔭 | 左左 | 180/80 | A | |
森煌誠(一次) | 徳島商 | 右右 | 183/89 | B | |
東恩納蒼(一次) | 沖縄尚学 | 右左 | 172/70 | B | |
捕 手 |
尾形樹人 | 仙台育英 | 右左 | 181/84 | B |
新妻恭介 | 浜松開誠館 | 右右 | 178/85 | C+ | |
寺地隆成(一次) | 明徳義塾 | 右左 | 177/77 | C+ | |
内 野 手 |
山田脩也 | 仙台育英 | 右右 | 177/71 | B- |
高中一樹(一次) | 聖光学院 | 右右 | 177/76 | B- | |
緒方漣(一次) | 横浜 | 右右 | 169/69 | B- | |
森田大翔 | 履正社 | 右右 | 179/70 | B- | |
小林隼翔(一次) | 広陵 | 右右 | 175/80 | B- | |
外 野 手 |
橋本航河 | 仙台育英 | 左左 | 172/70 | B- |
丸田湊斗 | 慶応義塾 | 右左 | 174/73 | B- | |
知花慎之助(一次) | 沖縄尚学 | 右右 | 172/70 | B- |

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