明治大学が東京都府中市の同校グラウンドで2026年の練習をスタートさせた。昨秋リーグ戦で二塁手のベストナインに輝いた岡田啓吾内野手(3年・前橋育英)は、「どうしてもプロで勝負したい」と強い決意を表明。12月に行われた侍ジャパン大学代表候補合宿で記録した驚異的な脚力を武器に、史上最長となる「17年連続ドラフト指名」の伝統を繋ぐべく勝負の1年に挑む。
50m5秒69の衝撃、「1試合1盗塁」がノルマ
岡田啓吾選手の最大の武器は、昨年12月の代表候補合宿で叩き出した、50m走5秒69という異次元のスピードだ。光電管による計測になってからこれまでの代表候補合宿で最速のタイムとされており、陸上の日本記録(5秒73)をも上回るもので、周囲の度肝を抜いた。
自慢の足を活かし、今季は高い目標を掲げる。「足を注目してもらっているので、1試合で必ず盗塁を1個やりたい(スポーツ報知)」と宣言し、同じくドラフト候補の榊原七斗外野手らと共に「チームで30盗塁はしたい(スポニチ)」と、神宮の杜を走り回る「令和のスーパーカートリオ」結成を予告した。
目標は巨人・吉川尚輝、ベンチプレス130キロのパワーも
目指す選手像は、同じ二塁手の巨人・吉川尚輝選手だ。「バッティングがいいですし、守備が圧倒的にうまい。見ていて『こういうふうになりたい』と思います(スポーツ報知)」と、攻守に高いレベルを誇るプロの職人に憧れを抱く。
そのために、守備をしっかり磨きたいと課題を挙げつつ、攻撃面ではベンチプレス130キロを持ち上げるパワーも兼ね備える。「苦手意識のあった左投手も秋で解消しました。結果を残して日本代表にも呼ばれたいですから(スポニチ)」と、走攻守すべてにおいて隙のない選手への進化を目指す。
先輩の穴を埋め、全勝優勝の再現へ
明治大は昨秋に、10戦全勝優勝を果たしたが、ロッテ2位の毛利海大投手や日本ハム1位の大川慈英投手ら強力な4年生が抜けた。「毛利さんや大川さんらが抜けて打線が援護しないと(スポニチ)」と危機感を口にする岡田選手。
「簡単ではないと思うけど、春は昨秋以上の成績を残してアピールしたい(スポニチ)」。リーグ戦では2年までは2年間で2試合のみの出場だったが、3年となった昨春に代打や守備などで8試合に出場すると、秋はレギュラーとして1番セカンドに定着、打率.389でリーグ5位となり、ベストナインを獲得した。しかし盗塁は意外にも1つのみで、足のアピールはリーグ戦ではまだできていない。
今年はチームの主力として活躍し、試合の中での足のアピールをしてプロを目指す。5秒69の数字が背中を押してくれるのは間違いなく、試合に出場すれば、多くの人が一塁までのタイムを測ることだろう。足だけでも食っていけるという評価を手にし、そして打撃でもアピールしてソフトバンクの周東選手のような活躍をプロで見せたい。
岡田啓吾 プロフィール
- 氏名: 岡田 啓吾(おかだ・けいご)
- 所属: 明治大学(3年)
- 出身: 群馬県安中市(前橋育英高校卒)
- ポジション: 内野手(二塁手)
- 投打: 右投左打
- 身長・体重: 175cm、77kg
- 主な特徴や実績: 50m5秒69の俊足とベンチプレス130kgのパワーを併せ持つアスリート。昨秋ベストナイン。趣味は筋トレ。「イケメン度はチーム上位(スポニチ)」。









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