横浜DeNAは今年もサプライズ指名か、野手の1位指名も浮上

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横浜DeNAは15日に横浜市内で、ラミレス監督も参加してスカウト会議を開いた。1位指名については公表しなかったが、ラミレス監督は「われわれにとって今までのドラフトで一番インパクトのあるものになる」と話した。

「このポジションを強化しなければならない」

スカウト会議を終え、三原球団代表は「1位は当日の情報を集めて最終的に決めます。公表するつもりはございません」と話し、例年と同じく1位指名を公表しない方針を伝えた。そして、1位指名候補は「12人います」と話し、指名選手の決定は「最後まで情報を集めて、昨年と同じように当日になる」と話した。

DeNAは1位指名の読めないドラフトを続けており、昨年までGMを務めた高田氏の時も、監督にもその指名選手を伝えない隠密ドラフトで、毎年、ドラフトの指名予想を覆す指名を見せてきた。今年も球団社長や石井スカウト部長などの中では1位指名を誰にするかは決めているとみられるが、この日のスカウト会議でもラミレス監督には伝えてないとみられる。

そうした中でラミレス監督はスカウト会議の内容について、「僕が監督になってからこのスカウト会議に毎年入らせてもらっていますが、映像を見た際、この人はこの選手より劣る、というのが分かったりするんですけど、今年に関しては誰の映像を見てもすごくレベルが高い」と話し、ドラフト上位候補は例年よりもレベルが高いと評価した。そして、「われわれにとって今までのドラフトで一番インパクトのあるものになる」と話した。

インパクトについては、例年以上のドラフト1位選手が獲得できるという事だとみられるが、その後、「スカウトの人とわれわれ、全員が共通の考えを持っている。このポジションを強化しなければならないというのはみんな分かっているので」と話し、1位指名候補の中にはこれまで指名をしてきた投手ではなく、メジャー移籍の可能性の高い筒香選手や、一定のレベルのあるもののさらにレベルアップが必要なキャッチャー、ショートなどのポジションの選手がいた模様で、おそらく東邦の石川昂弥選手や東海大の海野隆司選手、桐蔭学園の森敬斗選手の映像を見たのではないかと思う。

最終的にこれらの野手を最初に1位指名するのか、球団が高く評価する佐々木朗希投手、または今のところ他球団の1位指名の公表の無い森下暢仁投手に行くのかは、情報収集を進めながら決めていく。ラミレス監督は抽選について、「ライトハンド」と話し自らが行う事を話した。会議前は「去年は三原代表がくじを引いて上茶谷が7勝したので、そのあたりも踏まえて誰が引くのかを決めたい」と話していたが、その三原社長から任命をされて承諾した。

ラミレス監督は2016年のドラフト会議で、柳投手、佐々木千隼投手の2度の抽選を外して以来、抽選には参加していなかった。

横浜DeNAベイスターズのドラフト指名予想

DeNAは15日、横浜市内の球団事務所でスカウト会議を行い、ドラフト1位候補を12人に絞った。17日のドラフト会議が迫り、ラミレス監督は「われわれにとって今までのドラフトで一番インパクトのあるものになる」と予告した。

会議では現場の声として多少意見を出したものの、「スカウトの人とわれわれ、全員が共通の考えを持っている。このポジションを強化しなければならないというのはみんな分かっているので」。絞り込んだ12人のうち、誰を指名するかは当日決定される見込みだ。

3連敗阻止へ向け「ストロング ライトハンド!」と右腕で拳を作り気合い十分だった。「今年のドラフトはビデオを見た限り例年よりいい選手が多い。レベルが違う。インパクトがあるドラフトになる」と語っていた。また佐々木(大船渡)について聞かれ「もちろんプロのレベルにあるのは間違いない。若いのでいかにチームがコントロールできるか、育てるかが重要。しっかりできればスペシャルになるのは間違いない」と太鼓判を押していた。

この日は横浜市内で3時間を超えるスカウト会議を行い、1位指名候補12人を確認。三原代表は、1位指名選手の決定は「最後まで情報を集めて、昨年と同じように当日になる」とした。

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