東京ヤクルト、星稜・奥川恭伸投手の1位指名を公表

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東京ヤクルトは15日に都内でスカウト会議を開き、星稜の奥川恭伸投手のドラフト1位指名を決定して公表した。高津新監督は「ドラフト1位は奥川投手で行きます」と宣言した。

即戦力で1番と評価

スカウト会議を終えて出てきた高津新監督は、「えー、ドラフト1位は奥川投手でいきます」と話し、奥川恭伸投手の1位指名を公表した。その中で、1位指名を決めた理由について聞かれると、「もちろん、今の投手事情を考えると、ピッチャーが弱点というのは明らかなことです。勝てるピッチャー、しかも即戦力のピッチャー、いろいろ考えた時に奥川投手は高校生ですけど、いろんなスケジュール、プランをクリアした時、1軍で活躍できる実力があるんじゃないかなと思いまして、指名させていただくことになりました」と話した。

他にも大船渡の佐々木朗希投手、即戦力の明治大・森下暢仁投手なども候補にいたが、「その3人挙がった名前は今年のトップ3と思います。一番いいピッチャー、一番スワローズにマッチしたピッチャー、来年勝ってくれるピッチャーと思います」と、3人の中から奥川投手を1番良い投手と評価した。

東京ヤクルトは若い投手が故障をするなどし、投手陣の強化が遅れていたが、奥川投手はセンバツでも投げ、甲子園で決勝戦まで投げ切り、U18のカナダ戦で7回18奪三振の驚異的なピッチングを見せるなど、この1年間を故障なく乗り切った事で、まだ未完成でU18でもマメによって登板ができなかった佐々木投手を上回った。

また衣笠社長は高校生の獲得を優先する方針を数年前から話しており、その方針にも合致した今回の奥川投手の1位指名選択という事になった。そして高津監督は「体つきもいいし、下半身もしっかりしている。顔もいい」と投手としてスターになる素質も見ながら、「一番いい投手、一番スワローズにマッチしてくれるピッチャー、来年勝ってくれると思うピッチャー」と話した。

今のところ奥川投手の1位指名の公表は東京ヤクルトだけだが、巨人、阪神も奥川投手の1位指名が有力視される。高津監督が抽選の臨むが、「自信はないですけど、指をくわえて見てるのも嫌ですし、そこに挑戦していかないと」と話した。

2位以降でも投手

また高津監督は、2位以降も投手になるかの問いに、「そうですね。なると思います。少し流動的なところはあるかもしれないですけど」と話し、2位以降も投手中心の指名になるとした。

全体では6,7人、そのうち大半は投手となる。

東京ヤクルトスワローズのドラフト指名予想

逃げも隠れもしない。高津新監督は約3時間に及んだスカウト会議を終えると、報道陣の前で、はっきりと意中の選手の名を口にした。

 「決まりました。1位は奥川投手でいきます」

―明大・森下、大船渡高・佐々木との中で奥川を選択したのは?

 「確かに、その3人挙がった名前は今年のトップ3と思います。(奥川が)一番いいピッチャー、一番スワローズにマッチしたピッチャー、来年勝ってくれるピッチャーと思います」

高校生の1位入札は4年連続。指揮官は「スカウトにわがままを聞いてもらったりしましたけど、実りある話ができた」と、1位・奥川を決断した会議を振り返った。チームは最初の入札に9連敗中だが「自信はないですけど、指をくわえて見てるのも嫌ですし、そこに挑戦していかないと」と譲る気はない。

高津監督は「ピッチャーがスワローズの弱点なのは明らか。勝てるピッチャー、即戦力のピッチャー、いろいろ考えた時に、高校生ではありますけど、いろんなスケジュール、プランをクリアした時に、1軍で活躍できる実力があるのではないかなと思い、指名させていただくことに決めました」と説明。高校生なだけに、球数管理や体作りを慎重に進めていく必要性に言及しつつ「一番いい投手、一番スワローズにマッチしてくれるピッチャー、来年勝ってくれると思うピッチャーだから」と、高い評価を口にした。

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