中日スカウト、甲子園出場選手を総評、津田学園・前投手の評価上がる

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中日の米村チーフスカウトが、甲子園大会の選手の総評を行い、星稜の奥川恭伸投手の他、津田学園・前佑囲斗投手、霞ヶ浦・鈴木寛人投手、星稜・山瀬慎之助捕手、八戸学院光星・武岡龍世選手、花咲徳栄・韮澤雄也選手を評価した。

前投手と山瀬選手を高く評価

中日の米村チーフスカウトはまず、ドラフト1位指名が予想される星稜の奥川恭伸投手について、「重圧がある中で地方大会を勝ち抜き、勝てる投手に成長した。エースの自覚も感じられる。プロは勝たないといけない世界。そういう面も大事」と話し、「負けが少ない、貯金ができる投手になるのでは。10勝を何年も続けられると思う」と絶賛した。

また投手では津田学園・前佑囲斗投手について、「スピードもあったし、制球も良かった。変化球でストライクを取れるようになりまとまってきた。センバツより良くなっている」と評価を上げた。霞ヶ浦の鈴木寛人投手については「初回に打たれて、整理ができないままにおわってしまったよう。ただ、素材はいい。評価は変わらない」と話した。

野手については星稜の山瀬慎之助捕手を評価し、「山瀬の地肩は超一流。打撃に課題はあっても、まずは守備を重視したい。あの肩は希少」と話し、素材を高く評価した。

また、八戸学院光星・武岡龍世選手、花咲徳栄・韮澤雄也選手の両遊撃手についても、攻守のセンスの良さに注目をしたという。

山瀬捕手については、プロ志望届を提出すれば、奥川投手と共に指名をしてくるのではないかと思う。しかし、巨人・阪神・千葉ロッテなども山瀬選手の地肩を高く評価しており、指名順位は高いものになるかもしれない。

2019年夏の甲子園ドラフト番付
第101回(2019)高校野球選手権大会の出場校と注目選手

奥川の評価さらに上昇「10勝を何年も続けられる」 東京中日スポーツ紙面 2019/8/13

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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