巨人はドラフト2位で指名した東海大の山崎伊織投手に指名あいさつをし、「来年のドラフト1位を獲得できた」と話した。
巨人ファンだった
指名あいさつをした巨人の大塚球団副代表は「ケガしなければ3本の指に入っている評価。来年はリハビリに充ててもらって、来年のドラフト1位の選手を2人獲得したという形で期待してます。再来年にはローテに入って2ケタ勝てると原監督と私は見ています」と話した。
山崎伊織投手は東海大のエースで、最速153キロのストレートにプロでも打てないと評価されたスライダーを持ち、日米大学野球でもリリーバーとしてメジャー予備軍を封じた。
今年のドラフト1位候補として、春先は早大・早川投手よりも上の評価だったが、6月にトミー・ジョン手術を受け、今年はプロ志望をせずに社会人に進むとみられていた。しかし、ドラフト直前にプロ志望を表明、巨人が「来年のドラフト1位候補」としてドラフト2位で指名した。
指名あいさつを受けた山崎投手は、「実感が湧いてきました。小さい頃から巨人ファンだったのでうれしい」と話し、東海大の大先輩・菅野投手について、「先輩の菅野投手は日本を代表する投手。野球のことを一から教えていただけたらなと思います」と話した。
現在はリハビリを続けており、本格的な投球は来年の夏頃か。1軍での登板は2022年のシーズンとなりそうだが、”2021年のドラフト1位”として2022年に10勝を挙げる投手となれば良い。焦らずに、またあの球を見せて欲しい。
兵庫県出身ながら幼少期から大のG党。「坂本選手の61番のユニホームを着ていました」と明かし、小学生の時には東京ドームにも2回ほど足を運んだ。憧れのチームへの入団を前に、「(東海大の)先輩の菅野投手は日本を代表する投手。野球のことを一から教えていただけたらなと思います」と、“弟子入り”を志願した。
巨人ドラフト2位の東海大・山崎伊織投手(22)が10日、平塚市の同大学で大塚球団副代表らから指名あいさつを受けた。6月にトミー・ジョン手術を受けた最速153キロ右腕を、同副代表は「ケガしなければ3本の指に入っている評価。来年はリハビリに充ててもらって、来年のドラフト1位の選手を2人獲得したという形で期待してます」と評した。来季終盤に中継ぎで1軍を経験させ、再来年のローテ入りを望んでいる。
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