千葉ロッテは23日にZOZOマリンでスカウト会議を開き、大阪桐蔭の藤原恭大選手をドラフト会議の1位で指名すると公表した。
西武の秋山になれる
この日は井口監督、山室球団社長、林球団本部長、松本編成部長、永野チーフスカウトや各担当スカウトが出席して会議を行い、13時30分から18時まで約5時間半をかけて話し合いを行った。
会議後に井口監督は、「大阪桐蔭の藤原恭大選手を1位でいかせていただくことになりました。」と話し、「走攻守3拍子そろった選手。外野の年齢層も上がってますし、うちに一番マッチしている。西武の秋山くんとか、ああいうタイプになるんじゃないかな」と、藤原選手の1位指名の理由を話した。林信平球団本部長は「やってみてからだが、即戦力ならもちろんいいし、時間がかかってかまわない。スター性もある」とじっくり育てていく方針を話した。
千葉ロッテは豊富な外野陣で一時代を担ったが現在は岡田選手が引退し、角中選手、荻野選手などが主力だが30代となっており、世代交代の時期となっている。内野手では鈴木大地選手を中心に藤岡選手、中村選手、大河選手などが競い、また安田選手も1軍でホームランを放った。一時は大河選手が外野を守るなどしており、外野手の指名が濃厚と予想されていた。
関西BIG3として根尾昂選手、小園海斗選手とともに注目されていたが、内野手の根尾選手と小園選手に1位指名が集まりそうで、外野手という事で藤原選手の1位指名の可能性を示す球団はまだない。うまくいけば抜群の長打力と俊足、強肩の外野手を単独1位で獲得することができる。
1番・藤原、4番・安田と新しいチームの形が見えてきそうだ。ドラフト会議では育成も含めて8人前後を指名する。
2018年ドラフト指名予想
千葉ロッテマリーンズのドラフト会議
井口監督、山室球団社長、林球団本部長、松本編成部長、永野チーフスカウトと各担当スカウトが出席。午後1時半から約5時間半かけて、じっくり指名方針を話し合った。
井口監督は「走攻守3拍子そろった選手。外野の年齢層も上がってますし、うち(の補強ポイント)に一番マッチしている。西武の秋山くんとか、ああいうタイプになるんじゃないかな」と期待した。
藤原は強肩と俊足にくわえ、長打力も持ち合わせた超高校級の逸材。林信平球団本部長は「やってみてからだが、即戦力ならもちろんいいし、時間がかかってかまわない。スター性もある」と説明した。
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