阪神がスカウト会議、星稜・奥川投手、履正社・井上選手など高校生指名候補50人に

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阪神はスカウト会議を開き、高校生のドラフト指名候補、約50人のリストから、甲子園大会に出場した星稜・奥川恭伸投手、履正社・井上広大選手などの評価を報告した。

5日にもスカウト会議

阪神は甲子園大会前の5日にスカウト会議を開き、捕手を中心に高校生のドラフト指名候補を約50人に絞り込んでおり、この日は、星稜・奥川恭伸投手、履正社・井上広大選手などの甲子園大会に出場した選手の再評価を行った。

スカウト会議後に畑山統括スカウトは「やっぱりこの舞台に出てきたというのは、付加価値としては僕は大きいものがあるんじゃないかと思っている。」と話し、「ストレートも強くなっている。変化球のキレもトータルで順調にレベルアップしてきた。春も良かったけど、さらに良くなった部分も十分見られた」と評価した。また履正社の井上選手についても「大会前から状態はよかったけど、真っすぐとスライダーという投手に対応出来たところは、春からの成長を見せられた部分」と話した。

阪神は高校生のドラフト候補の絞り込みをこれでほぼ完了し、秋の大学野球、そして社会人選手の最終チェックを行う。

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畑山統括スカウトは、ビッグ4の中から唯一出場を果たし、7日の旭川大高戦で完封を果たした星稜・奥川を改めて評価。「まだ優劣つけている段階ではないので」とした上で、「やっぱりこの舞台に出てきたというのは、付加価値としては僕は大きいものがあるんじゃないかと思っているけど。ストレートも力強くなっているし。変化球のキレもトータルで順調にレベルアップしてきた」とうなずいた。

「評価が上がるというかね、(元々)それなりの(高い)ところに評価のある選手なので。その中で今回よかったということに関しては、これから優先順位をつけていくときには影響あるかもわからないけどね」
この日の会議ではこれまでと変わらず高校生の上位候補10人前後の現状報告がされたが、その中でも1回戦の結果を踏まえればピカイチとなったことは言うまでもない。「ストレートも力強くなっているし。変化球のキレもトータルで順調にレベルアップしてきたなという。春もよかったけど、さらによくなった部分も十分見られたし」。最速153キロの直球も変化球も進化。文句の付け所もなかった。

野手では、履正社(大阪)・井上広大外野手(3年)らをリストアップしている。初戦で高校通算47号を放ちって今夏4戦連発中で「大会前から状態は良かったけど、成長した姿をさらに見た」と地元関西の主砲の成長ぶりも確めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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