秋季高校野球、関東は白鴎大足利が初優勝、九州は沖縄尚学

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 こちらも明治神宮大会出場とセンバツ出場をかけた秋季高校野球大会、関東では白鴎大足利が初優勝、九州も沖縄尚学が優勝し、明治神宮大会出場を決めた。

中学時代に141km/h

 白鴎大足利は昨日登板したエースの比嘉新投手を温存すると、5回からは1年生で主軸を打ち活躍をみせている大下誠一郎選手がレフとからマウンドに登り、5イニングを3安打1失点に抑えて優勝に貢献した。大下選手は172cmと小柄だが87kgのガッチリした体から力強い球を投げ込んだ。

 中学時代は141km/hを記録しボーイズリーグ日本代表のエースとして世界一になっている。白鴎大足利の藤田監督が足を運び「お前をプロ野球選手にする」と説得をして、名前も知らなかったという白鴎大足利に入学した。それからわずか数ヶ月で、センバツ出場を決め、明治神宮大会出場を決めて監督に恩返しをした。

沖縄尚学が連覇

 九州では沖縄尚学が秋季九州大会連覇を果たした。エース山城大智投手は5回まで2失点に抑えると外野手へ下がる。しかし9回にピンチを迎えると再び登板して抑え、優勝に大きく貢献した。

 沖縄尚学は秋を連覇した。昨年は亜大で沖縄尚学OBの東浜巨投手も明治神宮大会で会うことを目標にして優勝したが、今年も亜大の捕手で沖縄尚学出身の横浜DeNAドラフト3位、嶺井博希捕手がおり、「嶺井さんと神宮で会うことが目標だった」と話した。

 昨年は亜細亜大も沖縄尚学も優勝を逃したが、今年はアベック優勝を狙う。嶺井捕手も昨年の東浜投手と同様に教育実習で沖縄尚学に行くという。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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