春季高校野球近畿大会は、大阪桐蔭が彦根東に2-3で、龍谷大平安が北大津に2-9(7回コールド)で敗れた。
初戦で姿消す
大阪桐蔭は強豪ひしめく大阪では30連勝をしており、また昨年夏の甲子園で全国制覇、今年春のセンバツでもベスト4に進出するなど、現在の高校野球の中心にいるチームと言える。
その大阪桐蔭と対戦した彦根東は、県立の進学校だが、先発した佐々木投手が9四死球を与え、毎回のように得点圏にランナーを進めたものの、162球の粘りの投球を見せ、2点しか与えなかった。逆に大阪桐蔭は、ドラフト候補の4番・青柳昴樹選手がチャンスで3度凡退し得点を奪えなかった。
また龍谷大平安はエースでドラフト候補の高橋奎二投手ではなく、もうひとりの左腕・元氏玲二投手が先発したものの、初回に2アウトしか取れずに6失点し降板した。原田監督もこのピッチングに「いつも同じ失敗ばかりしている」と話した。
元氏玲仁投手は178cmの左腕で、最速142km/hを投げる。昨年のセンバツでは高橋投手と交互に先発を任されて優勝に貢献したが、その後は目立った活躍はできていない。
北大津高校は初回から6点を奪い、その後も着実に加点をしていった。
プロ注目選手のいる大阪桐蔭、龍谷大平安だが、6月の練習試合、そして7月の夏本番にプロのスカウトの最終チェックが行われる事になりそうだ。
大阪桐蔭が1回戦で敗退 決定打欠く//デイリースポーツ online 2015/5/25
4番の青柳は得点圏に走者を置いた場面で3度凡退。打線は9四死球を得ながら、決定打を欠いた。
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