東海大相模は慶応大と練習試合を行い、エースでドラフト1位候補の小笠原慎之介投手が6回を5安打無失点、5つの三振を奪うなど3-0で勝利した。
直球中心
小笠原慎之介投手はこの日は「真っすぐは手応えがつかめた」と話し、下級生が主体の慶大とはいえ大学生を相手に直球を中心に投げて6回を5安打無失点に抑え、5つの三振を奪った。
このピッチングを3球団11人のスカウトが視察、横浜DeNA・稲嶺スカウトは「ボールのキレがあり、順調な仕上がり」と話した。稲嶺スカウトは東海大相模出身で、やや応援の気持ちも入っているようだ。
左腕獲得へ、横浜DeNA
横浜DeNAは左腕投手の獲得を目指しており、春前より駒大の左腕エース・今永昇太投手をドラフト1位最有力候補としている。中畑監督の出身でもあり最近でも白崎浩之選手をドラフト1位で獲得している駒大という事もあり、ほぼ確実に1位指名かと思われたが、今永投手が肩の故障のために春のリーグ戦で1試合も登板せず、ドラフト1位指名の確定はしていない。
そんな中で地元神奈川の小笠原投手が力を付け、大学生を相手にも好投を見せた。将来性もあり即戦力としての評価も受ける小笠原投手、果たしてどちらの左腕を指名するのか、大学時代に18勝を挙げた左腕だった稲嶺スカウトの目が重要となりそうだ。
相模・小笠原、慶大から5K 日刊スポーツ紙面 2015/7/5
コメント