浦和学院が優勝、2年生・佐野涼弥投手が2回4K締め

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春季高校野球関東大会は浦和学院vs東海大相模の決勝戦が行われ、浦和学院が8回に逆転勝利した。2年生エースの佐野涼弥投手が、8回から2イニングをノーヒット4奪三振に抑えた。

4試合で無失点

2年生エースの佐野涼弥投手は今大会、4試合すべてに登板し、11回1/3を5安打無失点、17つの三振を奪う快投を見せた。自己最速141キロだが伸びのあるストレートと、得意のキレの良いスライダーで三振を奪っていった。この日も9回には東海大相模の2,3,4番を三者連続三振に斬って取った。

佐野投手は1年の時に秋季関東大会で横浜高校に5回10安打7失点、センバツ出場を逃した経験があり、「ずっと横浜にリベンジしたかった」と話す。今大会ではそれは果たせなかったものの、東海大相模にも今春の3月の練習試合で9回4失点で負けており、特に東海大相模の同じ2年生で4番の森下翔太選手には練習試合でホームランを打たれていた。この日は、森下選手からも見逃し三振を奪い、リベンジを果たした。

佐野投手は1試合を任せられるスタミナをつけ、「長いイニングを投げるための緩急などを身につけていく」と話し、真のエースとして成長していく事を誓った。同学年の渡邉勇太朗投手も今大会好投を見せており、エースを競いながら成長をしていく。

8回裏に逆転

この日の試合は7回に東海大相模が2-1と勝ち越し、8回裏にはプロも注目する安里海投手が登板をした。しかし2四球と球が荒れており、同点とされた後の1アウト満塁からスクイズを決められ、逆転を許した。

門馬監督は「悔しいという思いで夏に向かってほしい」と話したが、今大会決勝まで勝ち進んだことで、チームの形が見えてきてまとまりも出てきた。夏に向けて収穫の大会となった。

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今大会は抑えで全4試合に登板し、11回1/3を投げて5安打無失点。スライダーを決め球に計17三振を奪った。

 東海大相模とは埼玉大会前に練習試合を行い、先発した佐野は同じ2年生の4番・森下に本塁打を浴びるなど4失点。この日は九回に対戦し、見逃し三振を奪った。

横浜、前橋育英、日大三、東海大相模と全て甲子園で優勝経験のある強豪校を破って頂点に立った。最速141キロの直球とスライダーが武器の左腕は、今大会4試合で計11回1/3を投げ、5安打無失点、17奪三振。奪三振率は驚異の13・50だった。

1点リードの8回から登板した最速142キロを誇る左腕・安里が2点を失い、逆転負け。打線も4安打で1得点とつながらず、門馬敬治監督は「準優勝で頑張ったと思わず、悔しいと思ってほしい」と奮起を促した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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