清宮幸太郎選手が夏2本目、公式戦は7試合連発

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毎試合、その結果がテレビニュースなどの報道されるようになった早稲田実の清宮幸太郎選手、この日も7回に満塁ホームランを放ち、この夏2試合連続のホームラン、公式戦では7試合連続ホームランとなった。

5回の二飛から

清宮幸太郎選手はこの日、第1打席はファーストの横を痛烈に抜けていくヒットを打つと、5回には2アウト満塁の場面で打席が回る。しかし、「崩されていた」と話すように結果はセカンドフライに終わっていた。

しかし7回、同じような場面が訪れる。1アウト満塁で打席が回ると、「同じ場面で打てないと悔しい。前の打席の感覚を修正して入れた。しっかりと引き付けて打てた」と、引き付けて逆方向に運ぶと、打球は左中間席に飛び込んだ。公式戦25本目のホームランは公式戦で初の満塁ホームランだった。

公式戦では春季東京大会の準々決勝、準決勝、決勝、そして関東大会の1回戦、2回戦(敗退)でホームランを放っており、この夏も2試合連続ホームランで、7試合連続でホームランを放っている。コンスタントにホームランを打つことができる驚異的な選手といえる。

スカウトも技術絶賛

この日も複数球団のスカウトが視察をしているが、福岡ソフトバンクの山本スカウトは、ホームランを打った打球について、「ヘッドで押し込んだ。さすが」と話した。

また、2回に4番・野村大樹選手の3ベースヒットで一塁から一気に生還した走塁について、中日の正津スカウトは、「スピードに乗って、スライディングも速い」と話した。184cm101kgの身体だが、足もそこそこある。守備でも器用なところを見せるのが清宮選手のすごさともいえる。

21日には法政高校との試合が行われる。公式戦連続ホームラン、そして高校通算最多本塁打の107本に向けて、ぐんぐんと進んでいく。

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ミスは繰り返さない。5回2死満塁では二飛。「同じ場面で打てないと、悔しい。前の打席の感覚を修正して入れた。崩されていたので。しっかり引きつけて打てた」とすぐに持ち直した。ソフトバンク・山本スカウトは「ヘッドで押し込んだ。さすが」とうなった。

 184センチ、101キロの巨体は、走塁でも大迫力だった。2回に4番・野村大樹捕手(2年)の右翼線2点三塁打で、一塁から一気の突進で生還。芦花の須藤竜史捕手(3年)は激突の衝撃に「軽トラックかと思った。筋肉で重かった。一瞬、意識が飛んだ」。中日・正津スカウトも「スピードに乗って、スライディングも速い」と目を見張った。

これで春から公式戦7戦連発。常にコンディションに気を払い、結果を出し続けている。今大会前、テスト期間でウエートトレーニングができない時は、自宅で腕立て伏せやスクワットを行い、筋力を維持。試験勉強の合間を縫って、最後の夏に備えてきた。

5回2死満塁の場面では二飛に倒れていた。「みんなから絶対回すからと言われていたし、まして、また同じ場面。同じ結果だと悔しい」。目の色を変えて臨んだ最終打席。公式戦での満塁弾、左方向への一発はいずれも初だった。

公式戦では高校通算49試合目、25本目にして初の満塁本塁打。五回の第4打席では二死満塁で二飛に倒れ、巡ってきた2度目の満塁機。「やっぱり同じ結果だと悔しい。前の打席を修正しつつ打席に入れた」と意地を見せた。

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