早稲田実・清宮幸太郎選手が敗退、進路の報道分かれる

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東海大菅生に敗れた早稲田実、清宮幸太郎選手の進路に注目が集まっている。

報道分かれる

清宮選手は試合後のインタビューで、「次」について聞かれると、「まだ、この先どうしようかというのは全然考えていないんですけど。でも、どこに行くにしろ、さらにレベルが高くなりますし、この高校野球よりも全然長い間もっと野球をやると思うので。ここがMAXじゃなくて、まだまだ人生長いんで、最後良かったなって言えるような、今日の負けかなと思います」と話し、「まだプロも進学もほかの話も含めて決めてない?」という質問に「はい、そうです」と答えた。

しかしスポーツ紙報道は、プロ志望届提出、進学と、いくつか分かれて報道されている。

サンケイスポーツでは、ある球界関係者の話として、”プロ志望届を提出したうえで、早大への入学手続きを模索する可能性があることを明かした”としている。これは日刊スポーツなどでも報じているように、プロ野球でプレーしながら、e-ラーニングで大学の勉強もするというもの。ただし、これについて個人的には、清宮選手がプロに進むのか大学野球でプレーするのかが重要で、e-ラーニングをするかどうかはそれほど興味はない。

逆にスポーツニッポンは1面で「清宮、進学」と報道した。

複数の関係者の話を総合すると進学の方針を固めているという。そして早稲田大を軸にアメリカの大学も視野に入れているとしている。清宮選手が小学生の時にリトルの世界大会が開催されたアメリカで大活躍を見せ、将来はメジャーリーグでプレーしたいという意思をもっている。大学、そして直接メジャーという話もないことはない。

進路の発表は

早稲田実での高校野球は終わったが、U18の代表一次候補に選ばれており、選出されるのは確実とみられる清宮選手、9月1日~11日にカナダで行われるその大会までは進路の発表はしないものとみられる。

ちなみに早稲田実で夏の甲子園で優勝した斎藤佑樹投手は、日本高校選抜の米国遠征から9月8日帰国し、9日、10日に家族と進路について相談し、9月11日に記者会見を開いて早稲田大進学を表明した。

清宮選手はドラフト1位候補として12球団が注目している選手で、清宮選手の進路の決断はプロ側にも大きく影響を与える。それに対する配慮からも、U18代表から帰国後、早い時期に会見が行われるものとみられる。

プロ側の評価は不変

この日の敗戦を受けてプロ野球関係者からもコメントが出ている。

巨人・鹿取GMは「どのチームも上位で行くでしょう」と話すと、中日の西山球団代表も「これからも最上位でマークしていく」と話した。

福岡ソフトバンクで早稲田実OBの王会長は、「勝ち負けは仕方ない。勝負事だから。」と話し、「俺も最後の夏は出られなかった。清宮君もいいバッターになるよ」と話した。

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こうした状況の中、ある球界関係者は、プロ志望届を提出したうえで、早大への入学手続きを模索する可能性があることを明かした。実際に学部に入り通学、もしくはインターネットを駆使する通信制のe-スクールで早大の単位を取得することもできる。いわば、プロ野球選手&大学生の“二刀流”というものだ。清宮は夏の甲子園後のU-18日本代表選出の可能性が高く、プロ志望届を提出する場合は、U-18W杯(9月、カナダ)終了をもって行われる見込みだ。

注目されるのは進路。「この先どうしようかは考えていない」と話すにとどめた。だが、複数の関係者の話を総合すると、進学の方針を固めているという。系列の早大を軸に、米国の大学も視野に入れているとみられる。今春センバツ出場時のアンケートで将来の夢に「メジャーリーグで本塁打王」と記した。その目標に歩んでいくため最良の選択肢を探る。

進路については「まだ、この先どうしようかというのは全然考えていない」とプロや進学を含めて未定とした。複数の球界関係者によると、一時は選択肢にあった米大学への留学の可能性は低く、今後は家族と話し合った上で、プロ志望届の期限、早大の内部進学志望期限である10月上旬までに結論を出す。

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