明徳義塾が敗戦、西浦颯大選手がプロ志望表明

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明徳義塾は前橋育英に敗れ、1年時から活躍し注目されてきた西浦颯大選手の高校野球が幕を閉じた。試合後に西浦選手はプロ志望を表明した。

意地のタイムリー

西浦颯大選手はU15代表で活躍を見せ、明徳義塾に入学するとすぐに注目された。2年春のセンバツで3番で出場すると、今大会まで4季連続で甲子園に出場し、2年夏はベスト4入りに貢献をした。

しかしこの夏は苦しい夏だった。高知大会では打率.176と低迷し、甲子園初戦は6打数2安打も納得はしていなかった。そしてこの日、前橋育英の皆川喬涼投手が149キロの速球で襲いかかる。西川選手は第3打席までノーヒットに抑えられた。

しかし9回、2アウトながら2塁にランナーを置いた場面で打席に入ると、センター前にタイムリーヒットを放つ。1-3と2点差となるタイムリーで、チームやスタンドを沸かした。試合はそのまま1-3で終わったが、最後に見せた甲子園の申し子の、意地の一打だった。

プロ志望表明

西川選手は苦しみながらも最後にタイムリーヒットが出た事について、「自分の人生で大きいと思うし、次につながると思う」と話した。そして進路について、「指名をいただけるなら、挑戦したい」とプロ志望届を出すことを明らかにした。

西川選手は、三拍子そろった外野手として注目され、巨人が「西浦とか増田とかは最初から上位候補」と早くから注目していたようで、現在も高い評価をしている。ドラフト3位から4位くらいで指名される可能性がある。

U18代表の一次候補にも入っており、この夏の状態がどう判断されるかわからないが、選ばれたら今度はJAPANのユニフォームを着た西浦選手を応援し、秋のドラフト会議では笑顔を見たい。

2017年度-高校生外野手のドラフト候補リスト
夏の甲子園2017、第8日目の組み合わせと注目選手
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「自分の人生で大きいと思うし、次につながると思う」。卒業後は「指名をいただけるなら、挑戦したい」とプロ志望届を出す方向。次のステージで、お世話になった馬淵監督に恩返しの活躍を見せるつもりだ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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