大阪桐蔭が大勝、根尾昂選手ホームランを阪神、広島、ヤクルト、DeNA、日本ハムが注目

大阪桐蔭, 藤原恭大, 根尾昂, 山田健太, 宮崎仁斗

高校野球の練習試合が解禁となった。センバツ大会で連覇を狙う大阪桐蔭は、4番ショートで出場した根尾昂選手が逆方向へのホームランを放ち、19-0で勝利した。

根尾選手にプロスカウト評価

根尾昂選手はこの日、1アウト1,3塁で迎えた1回の打席で先制となるレフト前ヒットを放つと、2四球で迎えた5回1アウト走者なしの場面で、外角のストレートを振りぬき、レフトフェンスを越え、ネットに突き刺さるホームランを放った。これで高校通算21本塁打となった。逆方向へのホームランを見せた根尾選手は、「外のボールを強く打てた。振れている証拠だと思う。状態は間違いなく上がっています」と話し自己評価をした。この日は4打数3安打2打点の活躍だった。

この試合には阪神、広島、東京ヤクルト、横浜DeNA、北海道日本ハムの5球団のスカウトが視察をしたが、阪神の畑山チーフスカウトは、「大したもの、反対方向にあれだけの打球を打てるのは。しっかりタイミングも取れるようになった。スイング力は間違いなく増しているし、振り過ぎというところから成長している。確率も上がっている。すごく楽しみですね」と評価した。

根尾選手は昨年も4番を打ったが、フルスイングは力みが入り、振り過ぎのスイングに見えた。今年は変わったようで今後チェックをしたいポイントとなる。また投手としての投球も見てみたい。

山田、宮崎もホームラン

また大阪桐蔭はこの日、根尾選手のホームランに続いて、山田健太選手が2ラン、宮崎仁斗選手が3ランホームランを放った。

しかしもう一人のドラフト1位候補・藤原恭大選手は、この日8回1アウトから代打で出場してセカンドゴロの併殺に倒れた。昨年10月にスライディングをした際に右ひざを痛め、その後、近畿大会、明治神宮大会は痛みを抱えたまま出場をしていた。その右ひざについて、「こんなに長引くとは。甲子園までにどこまで状態を上げられるか。MAXまではいけない。7、8割でどれだけできるかだと思う」と話し、状態が良くないことを話した。

センバツではフルスイングや、あの抜群の足は見られないかもしれない。しかしまずは故障を治すことが先決だろう。今年のNO.1外野手の評価は昨年の時点で固まっていると思う。将来の事も含めて考え、今年1年間を戦ってほしい。

大阪桐蔭高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
2018年度-高校生内野手のドラフト候補リスト

4番のバットがビッグイニングを呼んだ。5回1死で迎えた第4打席。1ボールからの2球目だ。外寄りの直球を仕留めた打球は、ライナー性の当たりで左翼ネットに突き刺さった。「(左方向は)3本目くらいです」と話す、逆方向への一発。「ある程度、方向性を決めていました」という狙い通りの一撃に山田健と宮崎が本塁打で続き、この回大量6点に結びつけた。

 阪神、広島、ヤクルト、DeNA、日本ハムの5球団が視察。阪神の畑山俊二チーフアマスカウトも思わず舌を巻いた。「反対方向へあれだけの打球を飛ばすんだから、たいしたもん。スイング力は間違いなく増しているし(とらえる)確率も上がっている。すごく楽しみですね」。甲子園球場の浜風にも屈しないスイングスピードに期待は膨らむ。

一回一死一、三塁で右前に先制打を放つと、2四球をはさんで迎えた五回。一死走者なしで外角の直球を振り抜いた打球は、左翼フェンス(ポールまでの距離97メートル)を軽々と越えた。高校通算21号。八回にも右前打を放ち、いきなりの猛打賞だ。

 投打二刀流の今秋のドラフト上位指名候補を、この日早くもプロ5球団が視察。阪神・畑山チーフスカウトは「大したもの、反対方向にあれだけの打球を打てるのは。しっかりタイミングも取れるようになった」と冬の間の成長にうなった。

この日は広島など5球団が視察。阪神・畑山チーフスカウトは「大したもの。前から楽しみだったけど、すごく楽しみだね」と、あらためて絶賛した。

 根尾はバットを振り切った後、その先端が地面に着くほど体を使ったフルスイングが持ち味。一方で昨秋までは粗さもあった。

 畑山チーフスカウトは「振り過ぎというところから成長している。確率も上がると思う」と評価。投打で注目される逸材は、対外試合初戦でいきなり進化の跡を示した。

チームとしても24安打19得点で快勝。5回には根尾の本塁打に続いて、6番山田健太内野手(2年)が2ラン、1番宮崎仁斗外野手(2年)が3ランと、1イニングで3本塁打が飛び出した。西谷浩一監督(48)は「調整(試合)とかはないので」と全力で3校目の春連覇へ向けて発進した。

藤原は昨年10月、スライディングの際に右膝を負傷。痛みを抱えたまま近畿大会と明治神宮大会を戦ったが、大阪選抜の一員として参加した昨年末の台湾遠征では試合出場を見送った。藤原は「こんなに長引くとは。甲子園までにどこまで状態を上げられるか」と前を向いた。まだ7、8割の状態だという。

八回1死一塁で代打で出場し、二ゴロ併殺打だった。「センバツまでに、どれだけ(右膝の)状態を上げていけるか。MAXまではいけない。7、8割でどれだけできるかだと思う」と、慎重に見通しを話した。


PAGE TOP