横浜・板川佳矢投手は背番号1守り通す、将来プロへ

横浜高, 板川佳矢

横浜の板川佳矢投手は、勝利まであと5つとなった8回に逆転3ランを浴びた。それでも横浜の背番号1を守り通した自信を胸に、将来のプロ色を目指す。

一番上でやりたい

板川佳矢投手は横浜高校のユニフォームの背中に「1」を背負い、この日も7回まで2失点に抑える堂々の投球を見せた。しかし8回、1アウト1,2塁のピンチで、空振りを奪うために投じたフォークが抜け、痛打を浴びた。打球は風にも乗り、バックスクリーンへと運ばれた。「フォークが高かった。でも、ジャストミートじゃなかった」と話した。

それでも「あそこまで飛ばされた自分が悪い。風は言い訳にしたくない」と話し、「バッター陣が頑張って点を取ってくれたのに、ここぞというところで1発を浴びてしまった」と振り返った。

板川投手は軟式野球出身で、全国から強烈な選手が集まる横浜高校で2年時に次期エースとして背番号1をつけた。しかし、1学年下には、U15代表メンバーで、最速152キロを記録する同じ左腕の及川雅貴投手がおり、また1年生にも145キロを投げる松本隆之介投手が加わった。また同学年でもこの夏の前にユニフォームを脱いだ選手の中には、140キロ中盤を投げ、板川投手よりも球速の速い選手がいた。

それでも板川投手は引退まで背番号「1」を守り通した。「エースとしてやってきた強い気持ちを、ずっと忘れずにいたい」と話し、「すぐにとは言わないが、一番上でやりたい」と将来のプロ入りを目標とした。

進路先でも、そしてプロでも背番号「1」を背負う板川投手の姿を見てみたい。

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反骨心の塊だ。強豪シニア出身の強者たちが集う同校で、板川は数少ない軟式野球出身。「軟式でも通用するんだぞ、というのを見せたいと思ってやってきた」
1学年下には中学時代にU-15に選ばれた実績を持つ及川雅貴投手(2年)の存在もあり「負けたくないと思ってずっとやってきた」と闘争心を刺激された。173センチと小柄な体から想像もつかない負けん気で「横浜の背番号1」の座を守り続けた。
卒業後も野球は続け、最終的にプロを目指す。「エースとしてやってきた強い気持ちを、ずっと忘れずにいたい」。高校野球がくれた財産を胸に、次なるステージへ進む。

「すぐにとは言わないが、(将来は)一番上(プロ)でやりたい」と悔しさを胸に刻んだ。


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