吉田輝星投手は明日・31日の壮行試合で登板へ

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侍ジャパンU18代表の吉田輝星投手は、この日、練習試合には登板しなかったものの、ブルペンで約30球の投球を行った。31日に行われる宮崎県選抜との壮行試合に登板する可能性が高まった。

甲子園よりいい

チームは明治大との練習試合に臨む中、屋内投球練習場に入った吉田輝星投手は、捕手を座らせて約30球の投球を行い、変化球も10球ほど投げた。「甲子園決勝の時より状態は良い。特に直球が良い回転の音がした」と話し、調子が上がっていると話した。

吉田投手は今夏に1517球を投げ、体重も2kg減ったという。「合宿の間はとにかく食べて、疲れを取ることに集中した」と話し、体力回復と疲労を取ることに専念した。永田監督も状態を確認し、「予定より早いくらい。気持ちも乗ってきている」と話す。31日には宮崎県選抜との壮行試合があるが、「試合がナイターなのでね。ギリギリまで状況を見て、しっかり状態を見て決める」と話し、登板の可能性を示唆した。

前日の大学代表との壮行試合では、一塁コーチャーとして試合に参加した。大学代表の投手を横から見て、「速いだけじゃなく変化球がすごかった。勉強になった」と話した。今夏のヒーロー、そして高校生でNO.1の速球を投げる吉田投手の復活投球が待たれる。

侍ジャパンU18日本代表メンバー(2018)
侍ジャパンU18代表の今後の動き

吉田は登板せず、25日の合宿初日から一貫して別調整だった。今夏の1517球の熱投を考慮し、永田裕治監督が「選手をつぶさないことを一番に」と判断。甲子園の激闘で体重が2キロ減の79キロになった吉田は「合宿の間はとにかく食べて、疲れを取ることに集中した」と振り返った。

当初は完全ノースロー調整の可能性もあったが、首脳陣ともじっくりと話し合いを重ねながら、合宿2日目にはキャッチボールを再開した。その後、この日まで3日連続でブルペン入りした。31日の壮行試合・宮崎県高校選抜戦登板については明言を避けたものの「(実戦段階まで)だいぶ来ている」と指揮官も認めるほど、状態は上がってきている。

今夏は秋田大会の初戦から甲子園の準決勝まで、10試合連続完投。決勝を含め全11試合で1517球を投げ抜いた。今合宿では疲労回復を最優先。初日から別メニュー調整で、徐々にペースを上げてきた。28日の大学日本代表戦(神宮)は、公式戦では初めて「一塁コーチャー」を務め「速いだけじゃなく変化球がすごかった。勉強になった」。間近で見たドラフト1位候補らの投球に刺激を受ける一方で「早く投げたい気持ちが強くなってきている」と胸を高鳴らせた。

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