大船渡の練習試合にメジャー4球団、157キロ・佐々木朗希投手「まず日本で」

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大船渡高校が栃木県内で国学院栃木と練習試合を行い、来年のドラフトの目玉・157キロ右腕・佐々木朗希投手の視察にメジャー4球団が視察、国内は2球団でその数を上回った。

154キロ記録

大船渡高校は来春のセンバツ出場が絶望となり、夏に向けての取り組みをスタートさせた。来年のドラフトの目玉、佐々木朗希投手もテスト期間が明けた13日から練習を開始した。そしてこの日は関東まで遠征し、今年のセンバツにも出場している国学院栃木と練習試合に先発した。

ブルペンえは10球程度しか投げずに先発のマウンドに登ったが、初球にいきなり152キロを記録した。そして6回には最速154キロを記録し、6回を投げて8奪三振1失点と強豪を相手に好投を見せた。「今日はあまり力を入れないで投げた」と話した。また打撃でも4番を打ち、2回にライトオーバーの3ベースヒットを打った。

秋の明治神宮大会は同学年の選手が全国の舞台で戦い、そして共にドラフト1位候補として注目される奥川恭伸投手が素晴らしい投球をみせ、ドラフト1位候補として頭一つ抜き出た形となった。佐々木投手も奥川投手のように下半身の土台であまり力を入れなくても150キロを記録する段階に入り、来年夏は一人で投げぬいてチームを甲子園に導くことを目指す。

メジャー警戒

この日はフィリーズ、パイレーツ、オリオールズ、アスレチックス、巨人、埼玉西武の6球団が視察し、メジャースカウトが国内球団を上回った。スピードガンや変化球をチェックし1球1球目を凝らしていた。フィリーズの大慈弥功環太平洋部長は「大谷に匹敵する。向こうで活躍できるポテンシャルは十分に持っている」と話す。大谷選手を見ているメジャーは、本気で大谷2世になりそうな佐々木投手を狙ってきている。

しかし佐々木投手は、「まず日本で自信をつけて、いつかそういう気持ちが出てきたら、その時、考えたい」と話し、まずは日本でプレーすることを口にした。ただし大谷投手も、高校入学時にはドラフト1位でプロ入りすると目標にしていたが、3年秋の時点でメジャー挑戦を打ち出している。

学生野球憲章にはメジャーを含めてプロ球団、プロ関係者と学生選手が直接、接することができないとしており、もし接触した場合は学生野球の資格を失うとしていて、メジャースカウトも佐々木投手と接することはできない。しかし、MLBのドラフト会議の対象となっていない日本の学生選手は、自由獲得競争ができるため、直接的ではないもののメジャースカウトが接触してくる事は十分考えられ、佐々木投手が学生野球資格を失う事はむしろ好都合と考えるかもしれない。

「大船渡のみんなと一緒に甲子園に行きたい」と話している佐々木投手、国内球団のスカウトも常にマークをし、メジャースカウトに「渡さない」という意思を伝える必要がある。

2019年ドラフト指名予想

フィリーズ、パイレーツ、オリオールズ、アスレチックス、巨人、西武と日米6球団が目を光らせた。高校の秋の練習試合をメジャースカウトが視察するのは異例だ。テスト期間明けで本格的な練習は13日から。佐々木朗はブルペンで10球程度の投球練習にもかかわらず、初球でいきなり152キロ。「今日はあまり力を入れないで投げた」と言いながら、6回にこの日最速154キロを計測。8奪三振で、打っても4番で2回に右越え三塁打を放った。フィリーズの大慈弥功環太平洋部長は「大谷に匹敵する。向こうで活躍できるポテンシャルは十分に持っている」と絶賛。スカウト陣は降板まで食い入るように見つめた。

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