早稲田実、2年生にスペシャリストそろう、清宮選手は春出場は無し

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早稲田実はこの日、春季東京大会で初戦を迎え、強豪の佼成学園と対戦した。先制を許したものの中盤から終盤に一気に勝負を決め、8回コールド13-2で勝利した。ベンチには20人が入れる中で18人しか登録をしていないが、清宮福太郎選手など新1年生の入学後のベンチ入りを否定した。

スペシャリスト

早稲田実は強打の生沼弥真人選手やエースの伊藤大征選手などの3年生も力があるが、この日は伊藤選手がレフト、生沼選手がライトに入り、先発は2年生の宇野竜一朗投手、ファーストには190cm110kgの2年生・西口純生選手、そしてサードにも2年生の梅村大和選手が入った。

宇野投手は力強い球を投げ込み、2回に三者三振を奪うなど力のある球を投げ込み、4回を投げて2安打4奪三振1失点、ホームランを浴びた1点のみに抑える力投を見せた。また、9番を打った梅村選手は痛烈な3ランホームランを放つなど3安打4打点の活躍を見せた。西口選手は背番号3を背負い、左右は違うもののその体格から清宮幸太郎選手をイメージさせた。

そして、途中から登場した佐渡楓選手が驚異的だった。6回にバントを決めると、素直なゴロだったもののファーストは間一髪のタイミングでアウトに、そして8回には走りながら打つ「走り打ち」を見せ、3球目に空振りで三振をしたものの捕手が球を落とすとすでにスタートを切っており、捕手もすぐ近くに落ちていた球を捕球して送球したが一塁はセーフとなった。そのイニングに回ってきた第3打席でもセカンドゴロだったが、タイミングは非常にきわどいアウトだった。

走り打ちは和泉監督が昨年冬に東京代表のコーチとしてキューバ遠征をしたときに、「1番打者なんか、結構やってるんです。」と見たものを佐渡選手に伝えたという。この驚異の足は夏に話題となるだろう。

1年生の春季大会参加を否定

怪物の受け入れを準備している。今年入学予定の清宮福太郎選手は、兄・清宮幸太郎選手と同じく世界一になっており、少年野球時代にホームランを量産している。早稲田実は春季大会の出場メンバーを20人入れられる所を18人しか入れておらず、入学式後の試合にも清宮選手がベンチ入りするとみられていたが、和泉監督は「1年生は横一線、春の大会はこの18人で戦います」と話した。

その清宮福太郎選手もこの日はスタンドで応援をしており、早稲田実が夏に向けて準備をしている。

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ボールは大きくそれたわけではなく、捕手の左側、少し動いて手を伸ばせば届く位置に転がった。すぐに一塁へ送球されたが、佐渡の俊足が上。振り逃げを勝ち取った。ここから打線がつながり、この回一挙7得点でコールド勝ちにつなげた。ちなみに、この回だけで打者一巡、佐渡はイニング2度目の打席にも立った。今度は二ゴロだったが、極めて微妙なタイミング。やはり、走り打ちで勢いをつけて一塁へ駆けだし、あとちょっとで内野安打だった。

ベンチ入り登録枠は20人だが今回は18人を登録。2人空きがあり、入学式後に登録の可能性もあったが、和泉実監督は「今年の1年生は横一線。春の大会はこの18人で戦います」とベンチ入りを否定。「(入学即ベンチ入りした)兄の場合は9人(レギュラー)の中の1人と考えていたから」と説明した。

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