横浜高・及川雅貴投手は背番号10でもう一度、短いイニングから

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春季高校野球神奈川大会でセンバツに出場した横浜高校が登場、エースの及川雅貴投手は背番号10となり、代わりに2年生の木下幹也投手が背番号1を付けた。

木下投手完投

この日は強豪の星槎国際湘南との対戦となったが、153キロ左腕の及川雅貴投手は背番号10をつけベンチスタート、背番号1を付けた2年生の木下幹也投手が先発した。

木下投手は「今まで偉大な先輩方がつけてきた番号。プレッシャーもありました」と、松坂大輔投手などが背負ったエース番号にプレッシャーを感じながらも、得意のスプリットなどで延長12回までを一人で投げぬき15三振を奪った。試合は延長12回に勝ち越し5-2で勝利した。

今年のドラフト1位候補・及川選手は、投げない時は外野手として打者として出場していたが、この日はベンチスタートとなった。試合終盤に代打で出場し、その後ライトを守った。及川投手について平田監督は「もう1度ショートからで、夏に向けて自信を積み重ねてほしい。復活を期待して見守りたい」と話した。

センバツは及川投手とともに頂点に行くと話していた平田監督だったが、及川投手が初戦で乱れて敗退した。この春は、及川投手にもう一度投手として自分を見つめなおすための時間として打者としても使わない方針か。昨年に大阪桐蔭がセンバツで不調だった柿木蓮投手を春の大阪大会ではベンチ入りもさせず、ミニキャンプをさせて夏の甲子園ではエースとしての投球を見せたが、及川投手も夏にエースとしての投球を見せるため、この春はそれほど投げないかもしれない。

それでもこの日の勝利で夏のシード権を獲得した横浜、この春は木下投手、そして松本隆之介投手の独り立ち、そしてサードで出場し延長10回に一度は勝ち越しとなるホームランを放った度会隆輝選手など2年生の底上げを図る。

横浜高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

センバツで制球を乱して崩れた及川は、この日は「10」をつけた。代打で出場し右翼守備についただけ。
平田監督は及川について「もう1度ショート(短いイニング)からで、夏に向けて自信を積み重ねてほしい。復活を期待し見守りたい」と言及。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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