春季石川大会では星稜vs日本航空石川の決勝戦が行われ、星稜高校が9回に5点を奪い逆転で優勝を果たした。
奥川抜きで頂点
星稜高校はドラフト1位候補の奥川恭伸投手がこの日も登板せず、日本航空石川と対戦をした。序盤は重吉翼投手の力のある球もあったが2-2の6回に1点を勝ち越した。しかし先発の2年生・荻原吟哉投手が7回につかまりタイムリー3ベースヒットなどで3点を失って逆転を許した。
しかし、リリーフした同じく2年生の寺西成騎投手が踏ん張ると、3年生の寺沢孝多投手とつなぐ。そして打線は9回、日本航空石川の重吉翼投手から2ベースヒットとピッチャー強襲のヒットでチャンスを作り、その強襲ヒットで治療に入った重吉投手が制球を乱すと、押し出しの四球などで得点を重ねた。結局、重吉投手は2つの押し出しで降板すると、後続の投手を打ち崩しこの回一挙5点を奪い、逆転優勝を果たした。
重吉投手は146キロ前後の球を投げていたが、9回に打球を左手に受け、そこからコントロールができなくなった。状態が心配されるが今大会は大きく評価が上がった大会となった。
また星稜の奥川恭伸投手は5試合すべてで登板をしなかった。センバツ、そしてU18代表一次合宿の後に、肩の張りを感じた事から今大会は登板を控えたという。それでも石川大会で優勝をした星稜はチーム力のアップにもつなげられた。
しかしその奥川投手も、「北信越大会までに万全にできるようにしたい」と北信越大会では登板する可能性を示唆している。ブルペンでは投球をしており、投げたくて仕方ないという感じも見せており、北信越大会での登板が注目されそうだ。
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エース奥川恭伸投手(3年)は今大会での登板はなかった。4月上旬に行われたU18代表選考合宿の後、肩に張りを感じたことから、大事を取って登板を控えたという。「優勝できてほっとした。北信越大会までに万全にできるようにしたい」とうずうずした様子を見せた。
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