春日高の146キロ右腕・坂元創投手が3回完全、ヤクルト視察も大学進学予定

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福岡・春日高の146キロ右腕・坂元創投手がこの夏初登板し、3回パーフェクトピッチングを見せた。最速は145キロだった。

大学進学予定

坂元創投手は公立・春日に登場した最速146キロの速球を投げる186cm80kgの右腕投手、公立の星として注目される。

この日は浮羽工との試合で3-0で迎えた6回ノーアウト1塁のピンチで2番手として登板すると、2つの三振を奪ってこの回を抑え、続く7回、8回もパーフェクト、3回を投げてノーヒット6奪三振に抑える圧巻の投球を見せた。球速は東京ヤクルトのスカウトが計測した145キロだった。

坂元投手は「7割くらいのちからだった」と話したものの、別格ともいえる投球を見せた。今年1月に右股関節を痛め、この春は登板できずに5月にようやくブルペン入りし、実戦に復帰できたのはようやく6月になってからだった。それでも、故障の間にトレーニングを行い、体重も増えて球速もアップしプロが注目する投手となった。

この日は東京ヤクルトの松田スカウトが視察したが、「常時140キロは超えている。しっかりスピードがでるしリリース時に力が球に伝わっている。まだ伸びしろがある。体幹を鍛えればもっとよくなる」と評価した。

坂元投手は進路について、大学に進学をすることを目指している。しかし将来はプロ入りを目標としている。「昨年までは150キロだしたいと思ってばかりだったが、今年は球速はもちろん欲しいけど、勝てる投手になりたい」と話し、次のステージに向けて上昇中だ。

それでもまずはこの夏、高校でどこまでできるのか。昨年は4回戦で強豪の久留米商に敗れたが、それ以上の成績を残したい。

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ネット裏で観戦したヤクルト松田スカウトは「常時140キロは超えている。しっかりスピードがでるし力が球に伝わっている。体幹を鍛えればもっとよくなる」と将来性を高く評価した。現在は大学進学予定だが、もちろん将来はプロ入りを描いている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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