専大松戸・横山陸人投手に8球団24人スカウト視察、敗退後に進路について「監督と話し合って」

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

専大松戸の横山陸人投手が2本の本塁打を浴び、注目された夏が終わった。

2本のホームラン浴び

専大松戸の横山陸人投手は、本調子ではなかった。初回、先頭打者の八千代松陰の注目遊撃手・長岡秀樹選手にホームランを浴びる。ストレートは高めに抜け、制球できない状態が続いた。途中、これまで投げていなかったチェンジアップを解禁し、変化球を中心にピッチングを組み立てようとしたが、3回には再び被弾をすると、7回は自らのエラーと内野手の野選により3点を失った。強力打線は八千代松陰の技巧派サイドハンド・川和田投手の広いストライクゾーンに対応できなかった。

横山投手は、「高めに抜ける直球を修正できなかった。甘く入った」と話し、「降板後の失点も自分が出した走者だったので申し訳ない」と話した。持丸監督も「本塁打2本で気分がめいったと思う。横山が打たれたら、仕方ない」と話した。

6回0/3を投げて5安打5失点、それでもホームランを打たれた長岡選手には、その後、三振を奪うなど意地も見せ、6つの三振を奪った。

スカウト絶賛

横山投手は春に大きくブレークし、この夏に最速148キロを記録した。この日も8球団24人のスカウトが視察に訪れ、阪神の畑山統括スカウトは「高校生でこれだけのサイド投手は稀少」と話した。また千葉ロッテの榎スカウトは「春になかった落ちる球が加わり、成長が見られた」とチェンジアップを評価、また、「きょうは風に対応できなかったのではないか。力強い球が魅力的という評価は変わらない」と地元球団として球場の強い風が影響したのではと分析した。

高い注目度となっている横山投手、注目の進路について聞かれると、「監督と話し合ってから決めたい」と話した。

プロ志望届を提出すれば、ドラフト4位前後で指名がありそうだ。専大松戸の出身選手は、日本ハムの上沢直之投手や、福岡ソフトバンクの高橋礼投手といった選手がおり、プロでの活躍が期待される。今後の進路に決断に注目をしたい。

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今春の県大会で計16回を投げて23奪三振を記録するなど、プロからの評価は高い。視察したロッテ・榎スカウトは「きょうは(ZOZOマリンの強い)風に対応できなかったのではないか。力強い球が魅力的という評価は変わらない」と語った。

プロ8球団24人のスカウトの前で、横山は昨秋から練習してきたチェンジアップを解禁。2回にプロ注目の長岡を新球で空振り三振に斬るなど5Kを奪った。進路について「監督と話し合って決めたい」と語るにとどめたが、ロッテ・榎スカウトは「春になかった落ちる球が加わり、成長が見られた」。阪神・畑山統括スカウトは「高校生でこれだけのサイド投手は希少」と評した。

プロ8球団24人のスカウトの前で、昨秋から練習してきたチェンジアップを解禁。2回にプロ注目の長岡を新球で空振り三振に仕留めるなど6Kを奪った。進路については「監督と話し合ってから決めたい」と語った。

横山は「高めに浮く球が多く、修正できなかった。降板後の失点も自分が出した走者だったので申し訳ない」と肩を落とした。
 今後の進路については「監督と話し合って決めていきたい」とした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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