夏の高校野球・ 千葉大会の展望(2019)と注目選手:ドラフト注目度A

高校野球ドラフトニュース 2020年ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

夏の高校野球・千葉大会が7月11日に開幕する。ドラフトで指名されそうな140キロ中盤を投げる投手がそろい注目選手の数も多い。また、2年生の注目選手も多く、地区のドラフト的注目度はA。

注目選手

昨年は習志野の古谷拓郎投手が千葉ロッテにドラフト6位で、成田の田宮裕涼捕手が日本ハムに6位で、八千代松陰の清宮虎太朗投手が、楽天に育成ドラフト1位で指名され、野球王国の底の深さを示した。

習志野の飯塚脩人投手は179cmから148キロの速球を投げる。センバツで見せたように、ピンチになると球速も精度も高まり、ピンチになればなるほど打たれない投球をする。リリーフで投げているがロングリリーフも多く、先発でも十分投げられる。センバツの疲労などもあり春は登板機会を減らしていたが、夏に一発勝負でも結果を出せる投手だろう。

専大松戸の横山陸人投手も178cmでスリークォーターから146キロの速球を投げ、今春の関東で最も注目された投手となった。右バッターの外角のポイントの精度よく投げられ、そこからの変化球もあるのでバッターも手が出ない。球の勢いも十分でストレートを狙っても空振りをする。変化球もまだまだ増やせるし、球威ももう少し行けそうで、プロに入ってからの活躍が楽しみ。

本来なら、この二人以上の評価をしたかったのが、木更津総合の根本太一投手。180cmの右腕で、1年生で145キロ、2年生で149キロを記録、昨年夏の千葉大会でも甲子園でも好投を見せていた。150キロの大台はもちろん、さらに上の投球も期待したが、昨年11月の肩の故障からこの春は登板して失点をする投球になっている。体を使って投げるタイプではなく、故障の影響が大きかった。登板機会は多く、故障じたいはもう問題なさそうで、あとは昨年のようなバランスが取れれば、140キロ中盤くらいまでは戻ってきそう。ただし今後も同じような課題は付きまとう。体を使ったフォームへの改造など、やることはまだ多そうだ。

そういう意味では、木更津総合の2年生・篠木健太郎投手の方が評価は高い。175cmの右腕だが148キロを記録、フォームのバランスも良く安定している。大きく崩れたりという事が無さそうな投手で、体をしっかり作っていければ、来年の注目投手の一人となりそうだ。

その他の選手

習志野は根本翔吾選手が頼れる存在で、兼子将太朗捕手は肩の良さが光る大型捕手、打撃はまだ課題だがセンバツでは意外性のある打撃を見せた。そして2年生が素晴らしい。角田勇斗選手は来年の注目遊撃手となりそうな守備力があり、桜井亨佑選手はパンチ力がある。小沢拓海選手と高橋雅也選手は足と打撃センスでチャンスを作れ、山内翔太投手は技巧派左腕で制球力で打ち取る投球ができる。バランスの良いチームとなっている。

専大松戸は杉田智也投手が、140キロのストレートもそして変化球もとにかくキレが良く、毎試合2桁奪三振を記録するような投球を見せる。載せてしまうと完封ペースになっていく。2年生の左腕・西村卓真投手もキレでは負けないような投球を見せる。リードする間中堅選手はセカンドまで1.9秒の肩はもちろん、捕手として非常に高いセンスを持っている。4番の丹呉響平選手もしっかりと一発を打てて、また1年生の吉岡道泰選手は181cmの左バッターで風格十分の選手。

木更津総合は野手も、U18代表候補合宿に参加した太田翔梧選手に抜群の守備と打撃のセンスを見せる小池柊稀選手がおり、この小池選手が捕手になりどんなチームになっていくのか夏の戦いが注目される。投手も根本、篠木に続き、3年生の吉鶴翔英投手も130キロ中盤の強い球を投げられる。

成田も左からキレのある球を投げる杉田翔夢投手と2年生で141キロの速球を投げる根本優輝投手の2枚看板がおり、リードする古谷将也選手は、日本ハムに指名された田宮選手の後継的な雰囲気のある捕手。山本翔太選手は守備も打撃もあり、試合でそれを出せるか。

中央学院の畔柳舜投手は143キロのストレートを投げる182cmの右腕、シンカーを織り交ぜて打たせて取る。我孫子の綾部郁海投手は180cm81kgの本格派で143キロを投げるが、共にもっと強い球を投げてほしい。千葉明徳の山越健司投手は182cm83kgの右腕で、強い球を思い切り腕を振って投げる。銚子商の角田大乗投手はリリーフで140キロを投げ込み、右のエースの菅谷圭一郎選手は投打の軸。千葉敬愛の本宮恒輝投手も右のスリークォーターから141キロの速球を投げる。小金の由良一翔投手も昨年秋に139キロを記録するが、まだ強い球の割合が少ない。

東海大市原望洋は、チャンスに強さを見せる高嵜聖也選手が長打力も手にし、西田祐大選手も強打線の中心にどっしりと座る。八千代東の鈴木佑輔選手は172cmと小柄だが長打力があり、外野の頭を越す打撃を連発する。千葉明徳の長嶋悠人選手は174cmの俊足選手だが、高校通算30本塁打を打っている。日体大柏の田原正梧選手は強打の捕手で、通算35本塁打を記録する。

八千代松陰の長岡秀樹選手はショートとしてのフットワークの評価が高い。千葉商大付の松戸渚選手は左右に長打を打てて、また強肩の外野手としても注目される。

しかし千葉は1,2年生がすごい。これまでも何人か名前を挙げたが、中央学院の飯尾嶺投手と細谷玲央投手の1年生投手は共に本格派に成長しそうな気配がある。日体大柏の箱山優選手は既に140キロを超す球を投げプロも評価をしている2年生。銚子商の常世田翔太選手はショートの動きでは習志野の角田選手と並ぶ。市立柏の吉田直翔投手は181cmの本格派で130キロ中盤を記録し、拓大紅陵の竹内将悟投手も130キロ後半を記録する。

優勝予想

昨年夏は東千葉は木更津総合、西千葉は中央学院が甲子園に出場。成田と東京学館浦安が準優勝だった。秋は中央学院が優勝し、準優勝の習志野はセンバツで準優勝まで駆け上がった。そして春は習志野が優勝し、専大松戸が準優勝をしている。

習志野はバランスの良さがあり、先発投手が苦しんでもリリーフが粘っていけばチーム力で逆転できる力がある。専大松戸は2枚看板で1試合を完全に封じる力を持っている。木更津総合もチーム力は高いが投手力にやや不安があり、習志野と専大松戸が優勝候補となりそう。

力があって勢いに乗ると止まらない中央学院、古豪で良い投手が育ってきている銚子商、成田も毎年のようにしっかりとした選手が出てきて結果を残す。東海大市原望洋、千葉明徳、市船橋、我孫子、千葉敬愛、千葉黎明、千葉経大付なども力があり、2強が強いといいながらも、1試合の勝負ではそれを破る力のあるチームがたくさんある。

2019年度以降-高校生-千葉県のドラフト候補リスト

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ドラフト会議ホームページ2020 Draft home page

コメント