加藤学園はこの日、藤枝明誠と練習試合を行うと、2年生の吉村海音投手が3回を完全投球、エースで143キロ右腕の肥沼峻投手も4回7奪三振の投球を見せた。
夏の甲子園交流戦へ
初の甲子園出場を決めていたセンバツが中止となり、落ち込む気持ちは大きかっただろう。しかし、8月に甲子園交流戦が開催されることが決まり、甲子園の土を踏めることになった。
その加藤学園はこの日、藤枝明誠と練習試合を行うと、3年生のエース・肥沼峻投手ではなく、2年生の吉村海音投手が先発した。吉村投手は昨年秋は肩痛のためベンチ入りできなかったが、センバツでは背番号10を付けて出場する予定だった。
吉村投手は最速139キロの速球をインコースにスバスバ投げ、チェンジアップでタイミングを外して内野ゴロを打たせた。3回を投げて打者9人をパーフェクトに抑え、2つの三振を奪った。
また4回からはその2年生の投球を受けたエース・肥沼投手が登板すると、4回を投げて2安打を許したものの7つの三振を奪い貫禄を見せた。肥沼投手は、「公式戦で勝たないと意味がない」と話し、「まずは県で優勝したい」と静岡を制しての夏の甲子園交流戦に出場することを誓った。
2年生・吉村投手の前でエースとしての投球を見せ、大きなものを残して来年の甲子園出場に繋げる。
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