今日、出場校が発表されるセンバツ大会、昨秋の九州大会ベスト4となり出場が確実視される明豊は、右の188cm右腕・京本真投手と左の太田虎次朗投手など多彩な投手で日本一に挑む。
先輩の思いを
明豊は昨年、プロ注目の若杉晟汰投手、狭間大暉投手に、福岡ソフトバンクに育成ドラフト6位で指名された居谷匠真捕手などが揃い、センバツの優勝候補の一角とされていた。大会が中止となったものの、夏に行われた甲子園交流試合では県岐阜商に4-2で勝利し、その力を見せた。
甲子園で戦えたものの、日本一に手が届きそうなチームが1試合のみで終わった。無事に行われた秋の大会で1,2年生は「3年生のために」の思いで戦い、九州大会ベスト4入りを果たし、甲子園出場の当確ランプを着けた。
今年もプロ注目の投手陣となっている。右のエース・188cmの右腕の京本真投手は、昨秋の時点で143キロを記録している。九州大会ではリリーフとして登板し、九州国大付戦で4回2安打6奪三振無失点、神村学園戦で5回1/3を7安打5奪三振2失点と粘りを見せた。今年は「長いイニングを投げられるように体作りをしてきました」と話し、先発して完投できる投手を目指す。
また、左で独特なフォームから141キロの速球を投げる太田虎次朗投手も、昨秋の九州大会では3試合全てに登板し、九州国際大付戦で5回1安打6奪三振1失点、神村学園戦では3回2/3で2失点したものの、準決勝の大崎戦では3番手として登板し、延長12回までの7回2/3を7安打11奪三振2失点に抑えている。太田投手も「145キロまでのばしたい」と体重を3kg増やしセンバツでの記録を目指している。
先輩の思いを胸に、左右のエースがどんなピッチングをするのか注目したい。

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