センバツ出場・仙台育英の伊藤樹投手、147キロの変幻自在の打たせて取る投手

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最速147キロの速球を投げる仙台育英の伊藤樹投手は、変幻自在な変化球を操り、打たせて取るピッチングを理想とする。

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お手本は金子弌大投手

伊藤樹投手は178cm78kgから147キロの速球を記録する右腕で、体つきは仙台育英出身で昨年まで東京ヤクルト、東北楽天でプレーし、今年からBCリーグの埼玉武蔵でプレーする佐藤由規投手に似ている。

しかし、150キロ前後のストレートで押す投球を見せた佐藤投手とはタイプが違う。カーブ、スライダー、スプリット、チェンジアップ、シュートなどの多彩な変化球を織り交ぜる投球スタイルで、「三振を奪うのではなく、打たせて取るタイプ」と話すように、ストレートで三振を奪うイメージがのないピッチングをする。

伊藤投手も、北海道日本ハムの金子弌大投手をお手本とし、「金子さんのような意識で投げたい。全球種をストレートに見せることができれば、打たれにくい」と話す。ただし変化球に頼るのではなく、昨秋は4試合似登板して2完投1完封、防御率1.44を記録したが、変化球を多投せずに伸びのあるストレートを主体に投げた。

ストレートも威力があるが、それに偏ること無く、ストレートと同じ腕のふりで多彩な変化球を投げる実践できな投手。金子弌大投手は現在128勝を挙げ、一時期は年俸6億円で当時の現役選手で最高額に達した事もある。伊藤投手もそのような投手になるかもしれない。

1年夏の甲子園、2年夏の甲子園交流戦で登板しているが、まだ甲子園での勝ち星が無い。「個人的にまずは1勝。初戦を大事にしていく」」と話す。伊藤投手の初戦のピッチングが注目される。金子投手は長野商からトヨタ自動車に進み、社会人野球を経験してからプロ入りしている。高校生の投手には荒削りながらも力のある投手を求める所があり、実戦的なスタイルの投手がどのように評価されるか注目したい。

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ピッチングのお手本がいる。「鬼滅の刃」に登場する惚れっぽい「恋柱」甘露寺蜜璃のように、日本ハム金子弌大投手(37)の投球術に“胸キュン”だ。「金子さんのような意識で投げたい。全球種をストレートに見せることができれば、打たれにくい」と理想像に挙げる。最速147キロ直球に決め球のスプリットなど、6種類の変化球を駆使する。「三振を奪うのではなく、打たせて取るタイプ」。本家のように変幻自在な投球が持ち味だ。

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