隠し玉、敦賀気比の本田克投手が142キロで好投

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

敦賀気比は、エースの竹松明良投手が2回に4点を与えるなど本来の調子ではなかった。4回途中に登板をしたのは、サードを守っていた本田克選手だった。

スポンサーリンク

隠し玉

4回も2アウトながらピンチとなっていたエースの竹松投手をリリーフしたのは、サードを守っていた本田克選手だった。敦賀気比は昨秋、2年生の上加世田頼希投手が登板が多く、またプロ注目の遊撃手・前川誠太選手、センターの大島正樹選手も肩が強く、登板する可能性があると見られていた。

本田投手は昨秋の公式戦で登板は無く、投手としての登板は情報を集めていたNHKの実況も驚きを見せていた。しかし、マウンドに上がると、オーバーからやや低めから投げられるストレートは142キロを記録、180cmと身長もあってバランスの良いフォームだった。

本田投手は7回までの3回1/3をノーヒット2奪三振無失点と完璧に抑えた。8回からは2年生の上加世田頼希投手が登板したものの、本来の投球ではなく、9回から再び本田投手が登板する。11回には2つの三振を奪うなど力投を見せたが、タイブレークとなった13回に力尽き4失点、それでも合わせて8回1/3を投げて5安打4奪三振で自責点2という好投だった。

東監督も「彼に関しては、すごく良い投球だった」と話した。体も腕の振りも良い投手で、できれば投手として成長を期待したい。大学まで投手として成長すれば、昨年、巨人にドラフト1位で指名された平内龍太投手のような感じになるのではないかと思う。

4回途中から救援登板し、7回まで無安打無失点。同点劇への流れを引き寄せると、9回から再登板し、12回まで無失点の好投でタイブレークに持ち込んだ。これが公式戦初登板とは思えない快投。最後は力尽きたが、延長13回まで三塁も踏ませず、夏につながる聖地デビューだった。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント