144キロ左腕、二松学舎大付・秋山正雲投手にソフトバンク、巨人など8球団視察

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二松学舎大付の秋山正雲投手が9回完投勝利を挙げ、巨人・福岡ソフトバンクなど8球団のスカウトがその投球に注目した。

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気持ちの強さが素晴らしい

秋山正雲投手は171cmの左腕投手で、最速144キロのキレのある球が魅力。この日は駒大高を相手に141キロのストレートとブレーキが抜群に効いたチェンジアップで、9回を6安打7奪三振1失点に押さえた。

球数が141球を要したことに、「カーブや他の変化球が入らなかった。真っすぐに頼ってしまったので、割合を減らしていきたい」と反省したものの、視察した8球団のスカウトからは評価された。

○福岡ソフトバンク・宮田スカウトチーフ補佐:「真っすぐの強さ、気持ちの強さがすばらしい。チェンジアップも有効だった」

○巨人・木佐貫スカウト:「投げ手側の打者の内は投げにくいものだけど、しっかり投げていた」

福岡ソフトバンクは、2016年に近いタイプの長谷川宙輝投手(聖徳学園)を育成ドラフト2位で指名し、2019年に東京ヤクルトに移籍してから活躍をしている。この日は8球団のスカウトが視察に来ており、秋山投手も小柄だがキレの良い球を投げる左腕として、育成ドラフトなどで指名される可能性がある。

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最速144キロ左腕は内角攻めに自信を持つ。右打者へのクロスファイアに加え、左打者の内にも「(シュートしてぶつける)怖さはないです」と投げきる。8球団が視察。投手出身の巨人木佐貫スカウトからは「投げ手側の打者の内は投げにくいものだけど、しっかり投げていた」と評価された。

スタンドでは8球団スカウトが今秋のドラフト候補に挙がる左腕を視察。ソフトバンクの宮田善久アマスカウトチーフ補佐は「真っすぐの強さ、気持ちの強さがすばらしい。チェンジアップも有効だった」と評した。

巨人など8球団のスカウトが視察するなか、自己最速へあと3キロに迫る141キロを計測。チェンジアップで緩急をつけ、7三振を奪った。昨年のエースは身長2メートルの巨人・秋広。自身は1メートル71と小柄な部類だが、目指す投球スタイルは同じだ。昨夏、東東京の代替大会で二刀流で躍動した右腕の姿が目に焼き付いている。「あの身長で(ボールを)低めに集める。自分には身長がない。その分(より)低めに集めないといけない」。大きな背中を見て学んだ投手としての鉄則。低めのチェンジアップで体現してみせた。

 

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