春季高校野球関東大会が開幕し、千葉学芸の有薗直輝選手が痛烈な安打を見せ、東北楽天、中日、広島のスカウトがそれぞれ評価をしている。
ドラフト候補に十分入ってくる
有薗直輝選手はこの日、関東第一との対戦で4回、市川祐投手も136キロのストレートを強振すると、痛烈な打球でレフト前ヒットを打った。また8回にも初球のストレートをフルスイングし、レフト前ヒットで2安打を記録した。「甘い球をしっかり捉えられた。自分と同じプロ注目の投手から打ててよかったです」と話した。
強打の右のスラッガーに、視察したプロ球団のスカウトの評価も高い。
○東北楽天・後関スカウト部長:「馬力があるし、肩も強いし、動きも悪くない。鍛えてうまく育てれば、巨人・岡本のようになる可能性はある」
○中日・松永編成部長:「振る力がある。右の強打者は少ないし、ドラフト候補に十分入ってくる」
○広島・尾形スカウト:「スイングスピードが速い。間の取り方がよくなった」
サードの守備も柔らかくなり、安定感を見せていた。また投手として148キロを記録する肩も魅力がある。
この日は2-0でリードしながらも9回裏に3失点して逆転負けを喫し、期待されていた登板は見られずじまいだが、夏に向けてスカウトが足を運ぶ選手だろう。
プロ球界では希少価値が高いとされる右打ちのスラッガー。しかも、投手として148キロを計測する強肩に、柔らかいグラブさばきの三塁守備も上々だ。楽天・後関スカウト部長は「馬力があるし、肩も強いし、動きも悪くない。鍛えてうまく育てれば、巨人・岡本のようになる可能性はある」と言えば、中日・松永編成部長も「振る力がある。右の強打者は少ないし、ドラフト候補に十分入ってくる」とスカウト陣からは高評価が相次いだ。
「いいピッチャーだったので、しっかり打ちたい」と臨んだ関東第一の好投手・市川祐投手(3年)から快音を響かせ、自信をつけた。いずれも右打席から強烈な打球。視察した広島・尾形スカウトは「スイングスピードが速い。間の取り方がよくなった」と評価した。


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