優勝候補に挙がっていた神戸弘陵が明石商に敗れた。148キロ右腕の時沢健斗投手は、本来の投球ができず、18球で降板した。
1アウトも取れず
時沢健斗投手は、この春までに最速148キロまで伸ばして注目をされていたが、夏の大会ではリリーフで登板するも制球が定まらずに失点をしていた。
この日の明石商戦でも6回に登板したものの、1四球1安打に自らのエラーもあり3失点、18球を投げて1アウトも取れずに降板した。「勝てるチームなのに僕のミスで負けてしまって悔しいです」と涙を流した。
視察した中日の米村チーフスカウトは「いいものは持っている。伸びしろは十分にある」と評価した。
進路について聞かれると、「この3年間で得た、いいところも悪いところも受け止めて、プロで活躍したい」と話し、プロ志望の意思を明らかにした。184cm83kgの体にはしっかりとしたボリュームがあり、前の試合の投球を見たが球も威力はある。
将来性は評価できるが、同じように将来性を評価できる投手は少なくはなく、プロのスカウトが時沢投手を含め、どのようにランクを付けていくかとなる。
2025年度-高校生投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
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夏の高校野球・兵庫大会(2021)の注目選手:ドラフト注目度B
夏の高校野球・兵庫大会、140キロ中盤を記録しプロのスカウトも注目する投手が比較的多いものの、昨年の中森、来田選手のようにドラフト上位での指名が予想されるような投手がおらず、ドラフト注目度はB。
6回から登板したが、0/3回を1四球1安打に自らの失策もあり、3失点。18球で無念の交代となった。時沢は「勝てるチームなのに僕のミスで負けてしまって悔しいです」と目を赤くした。「この3年間で得た、いいところも悪いところも受け止めて、プロで活躍したい」と今後の進路はプロ志望を明かした。中日米村アマスカウトチーフは「いいものは持っている。伸びしろは十分にある」と評価した。

【兵庫】最速148キロ右腕の神戸弘陵・時沢健斗が敗退 プロ志望を表明 - スポーツ報知
神戸弘陵が春季大会1回戦で10―0と7回コールド勝ちした明石商に雪辱を許した。
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