昌平・吉野創士選手が夏初本塁打、4球団視察し楽天・ソフトバンクスカウトが評価

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プロ注目のスラッガー・昌平の吉野創士選手に夏初本塁打が飛び出した。高校通算56号となった。

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夏初ホームラン

吉野創士選手はこの日、初回の1アウト2塁の場面で、2球目の甘いスライダーを振り抜くと、打球はレフトの芝生席に飛び込んだ。推定110mの2ランホームランだった。

この日も厳しい試合となった。実力のある武南斗の試合は7回まで4-6と劣勢だった。しかし8回にチームが2点を奪い同点にすると、9回裏に吉野選手が魅せる。先頭打者で打席に入ると、レフトポール際へ特大の打球を放った。

判定はファウル、吉野選手が審判に「巻いていませんか?」と質問すると、「巻いていないよ」と答えられ、気持ちを入れ直すとしっかりとレフト線への2ベースヒットを打った。これがきっかけとなりサヨナラ勝利となった。

この試合には4球団が視察した。

福岡ソフトバンク・福元スカウト:「右打者として長打力が魅力。将来は鈴木誠也のような選手に育つ可能性もあるでしょう。」

東北楽天・沖原スカウト:「徐々にコンディションを上げている。らしいバッティングで、リストが強く、いい角度で打球が上がった。将来性のある打者」

既に各球団の首脳クラスはチェック済みだが、この日のホームランを視察した担当スカウトが状況を追加報告する。チームで4番を張るような重厚なタイプではなく、感情を見せて勢いづけるようなタイプの主軸になりそうだ。

それでも、鈴木誠也選手のように、プロでプレーをし、実績を積んでいく打ちに、重厚さも出てくるかもしれない。

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プロ4球団のスカウトを集め、吉野は初回1死二塁では左翼席後方の防球ネットに当たる今夏1号の特大2ラン。楽天・沖原スカウトを「リストが強く、打球の角度がいい」とうならせた。

今夏公式戦初アーチ、高校通算56号も冷静な読みから生まれた。初回1死二塁から2球目のスライダーを左翼席奥の防球ネットを直撃する2ラン。「1球目に真っすぐ来て、次は絶対変化球と絞ってました」。特大弾を目撃したソフトバンク・福元淳史スカウトは「右打者として長打力が魅力。将来は鈴木誠也(広島)のような選手に育つ可能性もある」と侍ジャパンの主砲をイメージしていた。

本番に強いタイプだ。フリー打撃から、常に追い込まれたカウントを想定して練習する。だから「練習でできないことが、試合でできる」と笑う。6-7で迎えた9回も、冷静だった。先頭で打席へ。4球目に左翼ポール際へ特大ファウルを放った。スタンドのファンもざわめく、スライスした当たり。にこやかに、球審へ「(ポールを)巻いていませんか?」と質問。「巻いていないよ」の答えに、うなずいた。カウント1-2と追い込まれてからの5球目。「追い込まれたら、追い込まれるだけ楽しさが増す。あの場面は、楽しかったです」と外角高めの直球を左翼線への二塁打とし、ベンチに向かって大きく何度もガッツポーズ。黒坂洋介監督(46)の「心は熱く、頭は冷静に」という指示を体現した。

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