福生の伊藤寛人投手が敗戦、ソフトバンクスカウトが将来性を絶賛

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福生高の140キロ右腕・伊藤寛人投手が、早稲田実戦の先発も結果を出せずに敗れた。福岡ソフトバンクの宮田スカウトが絶賛する逸材は、上のステージで野球を続けることを明らかにした。

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「制球力を磨きたい」

伊藤寛人投手はこの夏、啓明学園、私立武蔵に勝利し4回戦に勝ち上がった。素晴らしい投球を見せ、視察していた福岡ソフトバンクの宮田スカウトは「あの子はすごい。伸びしろの塊。体をしっかり作れば将来面白いですよ」と評価していた。

この日は私学の中でもトップの強豪・早稲田実が相手だったが、「相手が早実さんということもあって、変な緊張が体にありました」と、1回1/3を投げて7四死球を与えて降板し、力尽きた。

伊藤投手は「兄が大学に通ってたので、学費が安い都立に行くと決めてました。自転車で通える距離だったので」と福生高校に進学、定時制で学校の練習は17時までだった。それでも兄の器具を借りて自主トレを続け、3年間で体重を13キロ増やし、球速を15キロ伸ばした。

卒業後は上のステージで野球を続ける。「まだまだふがいないです。1から体作りを行って、課題の制球力を磨きたいです」と話した。進路が注目される。

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卒業後は、上のステージで野球を続けたい。「まだまだふがいないです。1から体作りを行って、課題の制球力を磨きたいです」と意欲抜群だ。過去に川口寛人(元巨人)、川口隼人(元楽天)と2人のプロ野球選手を輩出している永島良幸監督(52)は「あの2人は寝る間も惜しんで野球をしてました。そんな部分があの子にも付いてくれば、おのずと道は開けてくると思います」とエールを送った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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