夏の高校野球埼玉大会では、昌平高が準々決勝で星野高に勝利し、準決勝進出を決めた。吉野創士選手は4打数1安打1打点だった。
緊張、疲れ、暑さ
プロ注目の吉野創士選手は、この日は初回1アウト3塁の場面で、レフト前に先制のタイムリーヒットを打ったものの、それ以降の打席では凡退した。「緊張、疲れ、暑さもあり、体が宙に浮いている感覚でした。今大会でテーマにしている気持ちの切り替えはできているので、気負わず明日頑張りたいです」と話した。
この試合を視察した東京ヤクルト、中日のスカウトのコメントは次の通り。
東京ヤクルト・中西スカウト:「しっかり振れていて、勝負強さもある。数打席の凡退では評価は変わらない」
中日・正津スカウト:「タイミングがややずれている。本来の状態に比べると少し物足りない」
高校通算55本塁打のスラッガーだが、現在の調子は良くなさそうで、担当スカウトとしては歯がゆい感じがあるかもしれない。既に首脳クラスの視察は済んでいると思うが、甲子園で吉野選手の打撃を球団関係者に見せたいという感じだろう。
2025年度-高校生外野手のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

夏の高校野球・埼玉大会(2021)の注目選手:ドラフト注目度B
夏の高校野球埼玉大会、昨年はドラフト1位指名のスラッガーや、150キロ前後の球を投げる投手がおり注目された。今年もプロ注目のスラッガーにや遊撃手、各高校に好投手がおり、ドラフト注目度はB。
▽ヤクルト中西スカウト育成グループアマチュアスカウト「しっかり振れていて、勝負強さもある。数打席の凡退では評価は変わらない」
▽中日正津チーム統括本部アマスカウト「タイミングがややずれている。本来の状態に比べると少し物足りない」
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