夏の高校野球大阪大会の準々決勝、興国vs八尾戦で、興国の181cm左腕・大江遼也投手が先発し、八尾を9回5安打12奪三振で完封した。
急成長の左腕
大江遼也投手は181cmの左腕投手で、球速は130キロ台でもバッターが差し込まれる球の力とキレがある投手。冬に急成長を見せ、今大会注目の左腕投手の一人だった。
その大江投手は背番号10を付けて出場しているが、この日の準々決勝で先発し、9回5安打12奪三振で完封、「試合前は調子が良くなかった。走者を背負ってからの低めのコントロールが良かった。完封は初めて」と話し、ランナーを背負いながらも粘りの投球で完封する強さを見せた。
興国の監督は、元千葉ロッテのドラフト1位選手・喜多監督で、この日の大江投手として「どのシーンでもポーカーフェース。物おじしない彼らしさを発揮してくれた」と話した。
次戦の準決勝は履正社と対戦する。個人的には、智弁和歌山で同学年で夏の甲子園を制覇し、ドラフト1位で阪神に指名されている智弁和歌山・中谷監督との甲子園での対決を見てみたい。
2025年度-高校生投手-左投のドラフト候補とみんなの評価
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夏の高校野球・大阪大会(2021)の注目選手:ドラフト注目度A
夏の高校野球大阪大会、例年よりは少なく見えるものの、ドラフト上位候補の選手もおり、大阪桐蔭だけでなく他のチームでも注目選手がいる。ドラフト注目度はA。
「試合前は調子が良くなかった。走者を背負ってからの低めのコントロールが良かった。完封は初めて」
6度にわたって得点圏に走者を背負っても、得意のスライダーを駆使して切り抜けた。
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