花巻東の2年生・佐々木麟太郎選手が、春季岩手大会準々決勝の盛岡四戦で今年公式戦初ホームランを放ち、高校通算67本塁打とした。
自分らしいバッティング
佐々木麟太郎選手はこの日、3番ファーストで出場すると、7−0と点差の開いた3回1アウトランナー無しの第3打席で、アウトコースのストレートを捉え、打球は左中間のフェンスを越え、駐車場の自動車のタイヤに当てる推定120mのホームランとなった。公式戦のホームランは昨年11月の明治神宮大会準決勝の広陵戦以来だった。
この日は第1打席は死球、第2打席はタイムリー2ベースヒット、第4打席はセンターフライ、第5打席は三塁ファウルフライで、4打数2安打2打点だった。「とにかくチームが勝つために役割を果たした上で、ヒットの延長線上がホームランだと思っている。スタンドに入ったのは良かったですし、自分らしいバッティングができたことは、前の試合から修正できて良かったと思います」と話した。
センバツでは背番号3をつけて出場したものの、ホームランは打てずに初戦で敗退した。今大会は昨年までつけていた背番号17をつけ、「期待をかけてもらっている。17番として責任を持ってやっています」と話す。
昨年冬に両肩を手術し、今大会も昨年の状態とは言えないようだったが、徐々に復調の兆しを見せている。これで通算本塁打は67本とし、清宮選手の111本を捉えるために再び量産体制となるか注目される。

復調への手応えとなる1発だった。「とにかくチームが勝つために役割を果たした上で、ヒットの延長線上がホームランだと思っている。スタンドに入ったのは良かったですし、自分らしいバッティングができたことは、前の試合から修正できて良かったと思います」。


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