智弁和歌山・武元一輝投手が146キロで4回4奪三振無失点、巨人スカウト「大化けする可能性」

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智弁和歌山が向陽と対戦し、プロ注目の二刀流・武元一輝選手が登板した。

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146キロ

先発した武元一輝投手は3回、2安打と野選によってノーアウト満塁のピンチを迎えたものの、「仲間のミスをカバーできるよう、このピンチを踏ん張りきろうと、ちょっとギアを上げた」と話し、最速146キロのストレートを中心に相手の3,4番を連続三振に斬ると、最後はサードゴロに討ち取って無失点に抑えた。4回まで4安打も4三振を奪って無失点に抑えて降板した。

「球速じゃなく、チームのために勝つことが大事。どれだけ、勝ちにつながるピッチングをできるか」と話し、チームに貢献する投球を続けている。また打者としても注目されるが、この日は6番で2打数ノーヒットだった。「まだ甘い。次は打てるように頑張りたい」とこちらは反省をしていた。

この日は巨人の岸スカウトが視察し、「春先からストレートがだいぶ、走るようになって、球に力があった。体もあって、だいぶ角度も出ている。以前はもろさもあったが、ピンチの場面でも非常に落ち着いていて、精神的にも強くなったと成長を感じた。バッティングもいいものを持っているので、両方とも好評価している。まだ粗削りだが伸びしろがあるし、大化けする可能性がある」と成長を評価するとともに、今後も更に成長すると予想した。

まだまだポテンシャルを秘めているように見える武元選手、どこでギアを最大に持ってくるか注目していたい。

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ネット裏で見守った巨人の岸スカウトは「春先からストレートがだいぶ、走るようになって、球に力があった。体もあって、だいぶ角度も出ている。以前はもろさもあったが、ピンチの場面でも非常に落ち着いていて、精神的にも強くなったと成長を感じた。バッティングもいいものを持っているので、両方とも好評価している。まだ粗削りだが伸びしろがあるし、大化けする可能性がある」と印象を明かした。

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巨人岸スカウトは「春先からストレートが走るようになってきた。夏に向けて状態は良くなっている。大器晩成型だと思う。大化けするタイプ」と評価した。

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