侍ジャパンU18代表の壮行試合として、大学日本代表との対戦が行われた。近江の山田陽翔投手は9回に登板し、1回3奪三振無失点の力投を見せ、複数球団から高く評価された。
大魔神
1−4の9回に1イニング限定で登板した山田陽翔は、いきなりドラフト候補のスラッガー・中央大の森下翔太投手と対戦すると、145キロのストレートで追い込み、得意のスライダーで空振り三振を奪った。
続く進藤勇也選手には四球を与えたものの148キロを記録すると、辻本倫太郎選手からは外角のスライダーで見逃し三振、そして春の東京六大学首位打者の宗山塁選手も142キロのストレートで空振り三振を奪った。1回ノーヒット3奪三振1四球で無失点と、クローザーとしての力を見せた。
「四球がもったいなかった。そういうところをなくしていけるように」と話し、「野球人生の中でクローザーを経験したことはなかった」と話す山田投手だが、捕手の松尾汐恩選手や渡部海選手が「いつ入るかなど声をかけてくれたり、ドリンクを持ってきてくれた。支えてくれたおかげでスムーズにゲームに入れました」と話した。
この試合には複数球団の関係者が訪れ、首脳クラスも視察した。
東京ヤクルト・小川GM:「ツーシーム、スライダーといい球を見させてもらった。三振が取れるボールがあり、気持ちの強さで、米国でも力を発揮するのではないか」
東北楽天・後関スカウト部長:「国際大会は接戦になるので、山田君が抑えになったんだと思う。短いイニングなら連投が可能なタイプ」
横浜DeNA・河原ディレクター:「甲子園の疲れは取れていたと思う。ツーシーム、スライダーの切れはいいし、気持ちの強い投手。抑えで力を出すでしょう」
即戦力に近いと評価される山田投手、まずは大学生を相手にその可能性を見せた。まずはU18代表でリリーフとしての活躍が期待される。



◆ヤクルト・小川GM 「ツーシーム、スライダーといい球を見させてもらった。三振が取れるボールがあり、気持ちの強さで、米国でも力を発揮するのではないか」
◆楽天・後関スカウト部長 「国際大会は接戦になるので、山田君が抑えになったんだと思う。短いイニングなら、連投が可能なタイプ」
◆DeNA・河原ディレクター 「甲子園の疲れは取れていたと思う。ツーシーム、スライダーの切れはいいし、気持ちの強い投手。抑えで力を出すでしょう」





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