花巻東・佐々木麟太郎選手選手が高校公式戦初の捕手で出場

高校野球ドラフトニュース2023年ドラフトニュース

秋季岩手大会の地区代表決定戦では、来年のドラフトの目玉・花巻東の佐々木麟太郎選手が、捕手として守備についた。

スポンサーリンク

複数ポジション

佐々木麟太郎選手はこの日の花北青雲戦で3番ファーストでスタメン出場したが、5回裏の守備で捕手としてマスクをかぶった。5番から始まった相手の攻撃を、空振り、見逃し、見逃しの三者三振に導き、センスの良さを見せた。投げたのは1年生の葛西投手で、「1年生なので、自分がしっかりリードをしないといけない責任があり、とにかく100%を出し切れるかを考えて配球をしていました」と話す。

佐々木選手は小学生の時に捕手をメインにプレーをしていた。高校では一塁が定位置となっていたが、センバツ後に「複数を守れて損はない」と5年ぶりに捕手の練習を始めていた。夏は打撃に専念するため一塁手として出場していたが、4月下旬頃には練習試合でマスクをかぶっていたという。

「レベルが高いかと言われたら、そんなことはないですが、最低限は守れたと思います」と話す。プロ注目の強肩強打の4番捕手・田代旭選手がいたからこそチームは強かったし、佐々木選手も3番として対戦を避けられなかった所もある。新チームではそこがポイントとなる。「旭さんの厚みをカバーしたいです」とまずは佐々木選手が担うが、甲子園に出場するのなら、他の選手が成長して佐々木選手の負担を少しずつ減らす必要があるかもしれない。

ただし、これが佐々木選手にとって新たな可能性を伸ばすことになるかもしれず、今後のプレーを注目したい。

2023年度-高校生のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
花巻東・佐々木麟太郎が捕手デビュー「複数を守れて損はない」センバツ後に5年ぶりに練習再開 - 高校野球 : 日刊スポーツ
「キャッチャー麟太郎」がデビューした。大阪桐蔭・中村剛也(現西武)と並ぶ高校通算83本塁打の花巻東(岩手)・佐々木麟太郎内野手(2年)が2日、秋季県大会地区予… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...

本格的な捕手転向ではないが、チーム力向上のアクセントになる。「4番捕手」で通算52本塁打の田代旭前主将(3年)が抜けた穴は大きく、攻守で「旭さんの厚みをカバーしたいです」と今後もマスクをかぶる可能性は否定しない。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント