侍ジャパンU18代表候補強化合宿は3日目、この日は午前中に練習が行われて打ち上げとなったが、前日の午後からチームに合流した滝川二の149キロ右腕・坂井陽翔投手がブルペンでの投球を行い、3球団7人のスカウトが見守った。
紅白戦未参加
坂井陽翔投手は春季兵庫大会に参加していた影響で、強化合宿には昨日の午後から合流し、昨日行われた紅白戦には参加出来なかった。
そのため、この日はブルペンに入ると、同時に登板をしている投手はなく独り占めで投球を行い、144キロの力のある球を披露した。ストレートの回転数が2400回転を記録し、得意のスライダーも鋭いキレを見せた。「球速以上に感じる球質をアピールできた」と話す。
この投球を3球団7人のスカウトが見守り、北海道日本ハムの稲葉GMは「スライダーやフォークが印象的だった。ここからどう成長していくか楽しみです」と評価した。
時間はやや短かったものの、前日から合宿に合流し、選手と交流をすることができた。「いい緊張感があって、名前を聞けば分かるようなトップクラスがたくさんいる中で、いろいろなことを吸収できた。なかなか自分から話しかけるのは難しいですが、全員が声をかけてくれていいチームだなあと。自分だけ取り残された感じだったんですけど」と話した。
馬淵監督も「ボールが速いですね。夏に向けて、どれだけ底上げできるか。非常にいいものを持っている」と評価する。これから夏に向けての成長を見せ、U18W杯代表に選ばれたい。


同時にブルペン投球を行う投手がおらず、NPB3球団7人のスカウトの視線を独占することにも成功。「いい緊張感がありました。トップクラスの選手たちがいっぱいいるなかで、いろんなことを吸収できました」と振り返った。
投球を見守った日本ハム・稲葉篤紀GMからは「スライダーやフォークが印象的だった。ここからどう成長していくか楽しみです」と評価された。

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