中央大・西舘勇陽投手が7回途中2失点、最速154キロにヤクルト・小川GM「こんなに速いボールを投げるとは」

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東都リーグの1週目3回戦が行われ、中央大は開幕戦で黒星スタートとなった西舘勇陽投手が先発し、7回途中まで粘りの投球でチームに勝ち点をもたらした。

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「こんなに速いボールを投げるとは」

 初戦で黒星スタートとなった西舘勇陽投手、この日はエースとして3回戦で先発し、1回戦で投げあった亜細亜大の草加勝投手と再び投げあった。

この日は6回2/3まで投げて8安打2失点、勝ち星はつかなかったものの、チームは終盤に逆転して勝利をした。本調子では無いと思うが最速は154キロを記録、低めの球の強さは変わらずで、140キロ台のカットボールやスプリットもあって8つの三振を奪い、全体としては良い投球だったと思う。

この投球について、中央大OBの東京ヤクルト・小川GMも「一番はスピードボール。こんなに速いボールを投げるとは思わなかった。3年から4年にかけて伸びたといえる。能力の高いパワーピッチャーで、真っすぐの投げ分けもしっかり出来ている」と高く評価をし、他のスカウトからも「次元が違う」と声が聞かれた。

内容としては1回戦も良いものだったので、おそらく亜細亜大打線がかなり状態が良いのだと思う。その亜細亜大から勝ち点を奪ったのは、やはり西館投手の力とも言えそうだ。

ドラフト1位指名は間違いないと見られる。次週からのピッチングも注目される。

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