ドラフト1位指名候補と注目される佐々木麟太郎選手が、アメリカに渡米していることがわかった。複数の大学やメジャーの施設などを視察するものと見られている。
進路に注目
佐々木麟太郎選手は花巻東高校で、高校通算140本塁打を放っていた。今夏の甲子園では準々決勝で仙台育英に敗れた後に、進路について「まだ全く考えられていない。今後、どう歩んでいくのか決めていないので。岩手に戻ってから決めると思います」と話している。
スポーツニッポンによると、その佐々木選手は現在、渡米しており、バンダービルト大学の施設などを見学するとしている。バンダービルト大は南部テネシー州のナッシュビルにある大学で、毎年のようにメジャーリーグのドラフト1巡目選手を輩出しており、ｍた、2018年には約17億円をかけて作られた施設は、アメリカのトレーニング施設「ドライブライン」を参考に最先端の技術が備えられているという。
他にも複数の大学から誘いの声が届き、現地では複数の大学を見学する他、メジャー球団の施設なども見学するという。
花巻東では菊池雄星投手も高校時よりメジャーへの思いが強く、大谷翔平選手は日本のドラフトの指名を断り、メジャー挑戦を宣言していたこともあった。佐々木選手も現在、アメリカで活躍する二人とは、父の洋監督を通じて接していたと思われ、メジャーへの思いが強いと見られる。
また、日本では注目される存在となっており、そのために心ない誹謗中傷にも心を痛めているとも書かれている。もしプロに進まないとすれば、アメリカの大学でプレーし、そのままメジャーのドラフト会議に、という事も選択肢の一つとしてありそうだ。
10月8日から11日に、鹿児島で国体が開催され、佐々木選手も出場すると見られるが、その前に進路の決断をするかが注目される。
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2023年10月25日
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